冬期特別講座「水彩クロッキー」実施結果です
“水彩で描くチャイナドレスのモデル”
透明水彩でクロッキーします。鉛筆デッサンの上に着彩するのではなく、水彩でモデルを描きます。
まず最初に先生が1ポーズ描いて見せ、後の5ポーズを受講生が描きました。
水彩の肌色の作り方、岡田先生の場合はカドミウムレッドオレンジとカドミウムグリーンペールを混ぜると説明あり。最近大きな色面を作るのに100均のスポンジが便利と紹介。一ポーズ目も同じポーズで先生が受講生の間を回って指導。
三ポーズ目以降も先生が手を入れながら指導。
クロッキーの場合、スピード感、生きた線が大事。そして描きすぎない、8分目で芸術性が高まる、とお話あり。
皆さん、先生の熱心なご指導に緊張しながらも熱心に取り組み、終了後、楽しかったという声が聞かれました。
実施日:平成31年3月30日(土) 午前10時~12時半、 午後13時半~16時
講 師:岡田高弘先生
モデル:村田 彩さん[北村モデルクラブ]
参加者:午前31名 午後29名
冬期特別講座 「早春近郊スケッチ 東大本郷キャンパスを描く!」実施結果です
3月14日(木))、講師に結城康太朗先生をお迎えして、早春の近郊スケッチを東京文京区、東京大学本郷キャンパス、安田講堂周辺にて10時半から午後3時半まで実地しました。参加予定者は35名でしたが、当日朝、3名の欠席連絡があり、32名での開催となりました。
当日は朝からすばらしいお天気に恵まれました。ちょうど東京大学は春休み中で静かなたたずまい中、安田講堂の歴史ある建物を写し取るべく皆さん熱心に絵筆を走らせました。スケッチを終えて、安田講堂前の広場に出来上がった作品を並べ、結城先生より丁寧な講評をいただき、午後3時40分に無事終了いたしました。
大学の構内でのスケッは今回が初めての試みでしたが、広大な本郷キャンパスは車もなく、人通りも多くないので大変静かで安全です。参加者はスケッチに専念できたと思われます。
[実施概要]
1. 実施日 :2018年3月14日(木曜日)10:30~15:30
2. 運営担当 :加藤、福井
3. 参加者 :32名
4. 指導講師 :結城康太朗先生(独立美術協会会員)
冬期特別講座 「名画の中の色とポーズをひもとく」実施結果です
3月12日(火)に 荒井美智代 先生(東光会)を講師にお迎えし冬期特別講座「名画の中の色とポーズをひもとく」が実施されました。参加者は午前の部25名、午後の部28名。
講座の内容は、
前半は2台のプロジェクターを使って、色の歴史・美の法則・色相環等の説明があり、その後、名画を次々と写して、色・骨・筋肉などの説明が行われました。
後半は色イメージの実習をしました。10のイメージ(クラシック、モダン、エレガント等)が提示され、参加者は色見本を参考にイメージの色を作り出し、その色を画用紙に載せてイメージを実感します。取りかかり段階では「どうしたらいいの?」と戸惑われる方もいましたが、作業を始めたら皆さんスムーズに進み、沢山の色イメージを画用紙に実現されていました。「本実習をこれからの絵画制作に役立ててくれると嬉しい」と荒井先生が話されていました。
「楽しかった」「こんな講座があればいいと思っていた」等の声が多数聞かれました。
冬期特別講座 「 作品研究会実施結果」です
恒例の「作品研究会 あなたの作品をプロの目で講評します」 が3月3日(日)に開催されました。
この講座は講師広田稔先生の指導で、午前24名、午後27名、2コース51名の方が作品研究会(講評)を受講されました。
一人2点~6点、大きさ6号~50号超迄の作品の講評を受けました。
(平均講評時間6~7分程度/一人当たり)
先生からは人物、静物、風景画に共通した遠近に関しては、それぞれの明度の「差」の大きさが遠近の大きさになることが繰り返し伝えられました。
広田先生のエネルギュッシュな熱心な講評と指導で午前、午後共1時間ほど延長になりました。
適確な講評、指導に皆さん大満足でした。
冬期特別講座 残席( 水彩クロッキー、近郊スケッチ満席)情報です
冬期特別講座(全6講座9コース) 3月3日~3月30日の残席が若干あります(水彩クロッキー、近郊スケッチ満席)。
是非、ご参加下さい。
お申込は、電話、メール、FAXで。(10:00~16:00) 但し、休講日は除きます
【概要】
平成31年3月3日~3月30日 ※詳細は会報をご覧下さい。
(1)作品研究会 「あなたの作品をプロの目で講評します」
平成31年3月3日(日) / 午前・午後の部 各30名 / 広田 稔先生
(2)「名画の中の色とポーズをひもとく」
平成31年3月12日(火)/ 午前・午後の部 各30名 / 荒井 美智代先生
(3)早春近郊スケッチ 東大本郷キャンパスを描く!(満席)
平成31年3月14日(木)雨天予備日 3月28日(木)/ 一日コース35名 / 結城康太朗先生
(4)油彩講座 剥かれたレモンの質感を描く(ヴァニタスに挑戦!)
平成31年3月17日(日)/ 一日コース 30名 / 一色 映理子先生
(5)美術散歩「早春の箱根・御殿場を訪ねて…」
平成31年3月28日(木)=雨天決行= / 一日コース46名
(6)水彩クロッキー (満席)
平成31年3月30日(土) / 午前・午後の部各30名 / 岡田 高弘先生
【詳細内容】
(1)作品研究会 「あなたの作品をプロの目で講評します」
今回も好評の作品研究会を冬期特別講座で開催します。プロの目で作者と会話しながら、巧みな、適格な講評を受けることが出来る講座です。講評を受けることにより、自分の作品の悩み解消や新しい発見が得られると思います。例年、最近絵を始めた方々やキャリアのある方まで,幅広い人が参加しています。皆様の参加をお待ちしています。
① 月 日 :平成31年3月3日(日)
② 場 所 :友の会アトリエ(港陽ビル6階)
③ 時 間 :午前の部 10:00~12:30 午後の部 13:30~16:00
④ 内 容 :油彩、水彩、パステル、アクリル、木炭デッサン等。
当日は入室順に講評を実施します。
⑤ 人 数 :午前の部 30名、 午後の部 30名 (最少催行各20名)
⑥ 会 費 :会員1,500円、一般1,800円
⑦ 講 師 :広田稔先生(白日会)
⑧ 持参する物 :作品50号以下(原則)、一人3点迄(原則)
(2) 「名画の中の色とポーズをひもとく」
講座の前半はプロジェクターで名画を写し、描かれている人物について、色彩、ポーズ、骨、筋肉の説明を行います。後半は色イメージの実習を行います。色を知ってイメージを描き分けてみましょう。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
① 月 日 :平成31年3月12日(火)
② 場 所 :友の会アトリエ(港陽ビル6階)
③ 時 間 :午前の部 10:00~12:30、 午後の部 13:30~16:00
④ 内 容 : 講座の前半はプロジェクターを使って名画を写し、描かれている人物について、色彩、顔の向き、骨、筋肉などの講義を行います。名画20枚程を予定しています。後半は色イメージの実習を行います。
エレガント、クラシック、ダイナミック、ロマンティックなど(全10イメージ)。 イメージ別に組み合わせたカラー見本を用意します。それを参考にして色を選び、イメージ別にハガキ大でランダムに色を置いていきます。
⑤ 人 数 :午前の部 30名、 午後の部 30名 (最少催行 各20名)
⑥ 会 費 :会員 2,000円、 一般 2,400円
⑦ 講 師 :荒井 美智代先生(東光会)
⑧ 持参する物 :画用紙(ハガキサイズ10枚。4号の場合は3枚、6号の場合は
2枚、この場合は線を引いて使います)、水彩道具一式、筆記用具等
(3)早春近郊スケッチ 東大本郷キャンパスを描く!
東大入試発表後の本郷キャンパスで描きます。歴史的建造物が多い本郷キャンパスですが安田講堂を中心としたエリアでスケッチをします。三四郎池附近もお勧めのスケッチポイントです。
① 月 日 :平成31年3月14日(木) 雨天予備日 3月28日(木)
当日、午前6時、電話天気予報03-177番で東京地方午前中、降水確率40%以上の場合は雨天予備日に延期します。 予備日も同様に午前中、降水確率40%以上の場合は中止します。
② 場 所 :東京大学本郷キャンパス・安田講堂を中心としたエリア
③ 集合時間 :午前10時30分
④ 集合場所 :東大赤門前附近。 東京メトロ丸の内線本郷三丁目駅下車 徒歩10分。
⑤ 内 容 :スケッチ 10:30~15:00 講評 15:00~15:30
水彩、パステル、油絵具など自由に描いてください。
⑥ 人 数 :35名 (最小催行 25 名)
⑦ 会 費 :会員 2,000円 一般 2,400円
⑧ 講 師 :結城康太朗先生(独立美術協会会員・武蔵野美術大学非常勤講師)
⑨持参する物 :油彩・水彩・パステルなど各自が希望する画材一式。※昼食・お茶等は各自持参して下さい。近くに食堂・レストランあります。
(4)油彩講座 剥かれたレモンの質感を描く(ヴァニタスに挑戦!)
ヴァニタス(ラテン語vanitas)とは、人生の虚しさ儚さ、虚栄の無意味さを静物画で表した寓意的な静物画のジャンルのひとつで、16世紀?17世紀にかけてヨーロッパ北部で多く描かれました。今回のモチーフは、皮を剥かれたレモン「見た目は美しく香りも魅力的だが、味わうと苦いという人生の側面」を表します。レモンを透明なガラスの器、「脆く儚く壊れやすい」の上に置き、金属製のスプーンを添え、白いテーブルクロスの台に設置します。質感描写をしながら、皆さんの人生をレモンに込めて下さい!
① 月 日 :平成31年3月17日(日)
② 場 所 :友の会アトリエ (港陽ビル6階)
③ 時 間 :10:00~16:00 (一日コース)
④ 内 容 :最初の1時間程度、ヴァニタスの作品を数点紹介、構図、質感描写のコツをご説明します。白いテーブルクロスの台に設置されているモチーフをよく観察し、キャンバスに下描き、油彩して完成を目指します。最後は全員イーゼルに並べて講評いたします。
⑤ 人 数 :30名 (最少催行20名)
⑥ 会 費 :会員 4,000円 一般 4,800円
⑦ 講 師 :一色 映理子先生 (女子美術大学・武蔵野美術大学非常勤講師)
⑧ 持参する物 :油彩画材一式、オイルはペトロール(又はテレピン)とMATSUDA QUICK速乾性アルキドメジウムスペシャル、F4号程度のキャンバス、HBの鉛筆1本、練りゴム、新聞紙 ※昼食はアトリエの利用も可能です。
(5)美術散歩 「早春の箱根・御殿場を訪ねて…」
今回の美術散歩は、絵画、庭園、温泉を楽しむ贅沢な一日です。行先は、早春の箱根と御殿場。箱根ポーラ美術館では絵画鑑賞とヒメシャラ群生地散策。御殿場に移動しては、秩父宮記念公園、東山旧岸邸、御殿場市温泉会館を巡ります。
① 月 日 :平成31年3月28日(木)=雨天決行=
② 行 先 :ポーラ美術館 、秩父宮記念公園 、東山旧岸邸、御殿場市温泉会館
③ 集合場所:友の会アトリエ前(横浜市中区桜木町2-2-9港陽ビル)
④ 集合時間: 7:00(時間厳守)
⑤ 行程概要:桜木町アトリエ前 出発7:15⇒箱根ポーラ美術館着9:00⇒同館出発 12:00⇒御殿場秩父宮記念公園着 12:30⇒同園出発14:00⇒東山 旧岸邸着14:30⇒同邸出発15:30⇒温泉会館16:00⇒同館出発17:00⇒桜木町着19:00
⑥ 人 数 :46名(最少催行31名)
⑦ 会 費 :会員8,500円、一般10,200円(バス代、美術館・記念公園等入場料、お弁当・お茶代、温泉入湯料)
⑧ その他 :ウインドブレーカー等の予備服。履きなれた靴で…。
(6) 水彩クロッキー
チャイナドレスのモデルを描きます。鉛筆デッサンの上に着彩するのではなく、水彩でモデルを描いていきます。クロッキーはダイナミックな線と色彩のハーモニーが大切です。素早く描く練習を重ねる事(5枚制作の予定)で、生き生きとした人物画を描けるようになりましょう! 始めに描き方の実演を行いながら、簡単なレクチャーも致します。使用する用紙は用意致します。
① 月 日 :平成31年3月30日(土)
② 場 所 :友の会アトリエ(港陽ビル6階)
③ 時 間 :午前の部 10:00~12:30 午後の部 13:30~16:00
④ 内 容 :水彩を使って着衣(チャイナドレス)のモデルをクロッキーします
⑤ 人 数 :午前の部 30名、午後の部 30名 (最少催行各20名)
⑥ 会 費 :会員:2,000円 、一般:2,400円
⑦ 講 師 :岡田 高弘先生(白日会)
⑧ 持参する物 :水彩用具一式、鉛筆4B~6B(数本)、筆 丸筆、平筆、刷毛(幅約5~8㎝)、クリップ ※用紙(サンフラワー紙5枚/人)は友の会で準備します。
冬期特別講座募集のお知らせ
冬期特別講座(全6講座) を下記要領で募集します。皆様の参加をお待ちしています。
【申込方法】
アトリエにて先着順に受付します。 受付初日 :平成31年2月3日(日) 10:00~15:00
定員になり次第締め切りますが、定員に満たない場合は講座開催日前日まで、電話、メール、FAXで受け付けます。(10:00~16:00) 但し、休講日は除きます。詳細は、下記を参照または会報(2018年度 冬号、※申込書在)をご覧下さい。 会報のPDFはこちら→
【特別講座概要】
平成31年3月3日~3月30日 ※詳細は会報をご覧下さい。
(1)作品研究会 「あなたの作品をプロの目で講評します」
平成31年3月3日(日) / 午前・午後の部 各30名 / 広田 稔先生
(2)「名画の中の色とポーズをひもとく」
平成31年3月12日(火)/ 午前・午後の部 各30名 / 荒井 美智代先生
(3)早春近郊スケッチ 東大本郷キャンパスを描く!
平成31年3月14日(木)雨天予備日 3月28日(木)/ 一日コース35名 / 結城康太朗先生
(4)油彩講座 剥かれたレモンの質感を描く(ヴァニタスに挑戦!)
平成31年3月17日(日)/ 一日コース 30名 / 一色 映理子先生
(5)美術散歩「早春の箱根・御殿場を訪ねて…」
平成31年3月28日(木)=雨天決行= / 一日コース46名
(6)水彩クロッキー
平成31年3月30日(土) / 午前・午後の部各30名 / 岡田 高弘先生
【詳細内容】
(1)作品研究会 「あなたの作品をプロの目で講評します」
今回も好評の作品研究会を冬期特別講座で開催します。プロの目で作者と会話しながら、巧みな、適格な講評を受けることが出来る講座です。講評を受けることにより、自分の作品の悩み解消や新しい発見が得られると思います。例年、最近絵を始めた方々やキャリアのある方まで,幅広い人が参加しています。皆様の参加をお待ちしています。
① 月 日 :平成31年3月3日(日)
② 場 所 :友の会アトリエ(港陽ビル6階)
③ 時 間 :午前の部 10:00~12:30 午後の部 13:30~16:00
④ 内 容 :油彩、水彩、パステル、アクリル、木炭デッサン等。
当日は入室順に講評を実施します。
⑤ 人 数 :午前の部 30名、 午後の部 30名 (最少催行各20名)
⑥ 会 費 :会員1,500円、一般1,800円
⑦ 講 師 :広田稔先生(白日会)
⑧ 持参する物 :作品50号以下(原則)、一人3点迄(原則)
(2) 「名画の中の色とポーズをひもとく」
講座の前半はプロジェクターで名画を写し、描かれている人物について、色彩、ポーズ、骨、筋肉の説明を行います。後半は色イメージの実習を行います。色を知ってイメージを描き分けてみましょう。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
① 月 日 :平成31年3月12日(火)
② 場 所 :友の会アトリエ(港陽ビル6階)
③ 時 間 :午前の部 10:00~12:30、 午後の部 13:30~16:00
④ 内 容 : 講座の前半はプロジェクターを使って名画を写し、描かれている人物について、色彩、顔の向き、骨、筋肉などの講義を行います。名画20枚程を予定しています。後半は色イメージの実習を行います。
エレガント、クラシック、ダイナミック、ロマンティックなど(全10イメージ)。 イメージ別に組み合わせたカラー見本を用意します。それを参考にして色を選び、イメージ別にハガキ大でランダムに色を置いていきます。
⑤ 人 数 :午前の部 30名、 午後の部 30名 (最少催行 各20名)
⑥ 会 費 :会員 2,000円、 一般 2,400円
⑦ 講 師 :荒井 美智代先生(東光会)
⑧ 持参する物 :画用紙(ハガキサイズ10枚。4号の場合は3枚、6号の場合は
2枚、この場合は線を引いて使います)、水彩道具一式、筆記用具等
(3)早春近郊スケッチ 東大本郷キャンパスを描く!
東大入試発表後の本郷キャンパスで描きます。歴史的建造物が多い本郷キャンパスですが安田講堂を中心としたエリアでスケッチをします。三四郎池附近もお勧めのスケッチポイントです。
① 月 日 :平成31年3月14日(木) 雨天予備日 3月28日(木)
当日、午前6時、電話天気予報03-177番で東京地方午前中、降水確率40%以上の場合は雨天予備日に延期します。 予備日も同様に午前中、降水確率40%以上の場合は中止します。
② 場 所 :東京大学本郷キャンパス・安田講堂を中心としたエリア
③ 集合時間 :午前10時30分
④ 集合場所 :東大赤門前附近。 東京メトロ丸の内線本郷三丁目駅下車 徒歩10分。
⑤ 内 容 :スケッチ 10:30~15:00 講評 15:00~15:30
水彩、パステル、油絵具など自由に描いてください。
⑥ 人 数 :35名 (最小催行 25 名)
⑦ 会 費 :会員 2,000円 一般 2,400円
⑧ 講 師 :結城康太朗先生(独立美術協会会員・武蔵野美術大学非常勤講師)
⑨持参する物 :油彩・水彩・パステルなど各自が希望する画材一式。※昼食・お茶等は各自持参して下さい。近くに食堂・レストランあります。
(4)油彩講座 剥かれたレモンの質感を描く(ヴァニタスに挑戦!)
ヴァニタス(ラテン語vanitas)とは、人生の虚しさ儚さ、虚栄の無意味さを静物画で表した寓意的な静物画のジャンルのひとつで、16世紀?17世紀にかけてヨーロッパ北部で多く描かれました。今回のモチーフは、皮を剥かれたレモン「見た目は美しく香りも魅力的だが、味わうと苦いという人生の側面」を表します。レモンを透明なガラスの器、「脆く儚く壊れやすい」の上に置き、金属製のスプーンを添え、白いテーブルクロスの台に設置します。質感描写をしながら、皆さんの人生をレモンに込めて下さい!
① 月 日 :平成31年3月17日(日)
② 場 所 :友の会アトリエ (港陽ビル6階)
③ 時 間 :10:00~16:00 (一日コース)
④ 内 容 :最初の1時間程度、ヴァニタスの作品を数点紹介、構図、質感描写のコツをご説明します。白いテーブルクロスの台に設置されているモチーフをよく観察し、キャンバスに下描き、油彩して完成を目指します。最後は全員イーゼルに並べて講評いたします。
⑤ 人 数 :30名 (最少催行20名)
⑥ 会 費 :会員 4,000円 一般 4,800円
⑦ 講 師 :一色 映理子先生 (女子美術大学・武蔵野美術大学非常勤講師)
⑧ 持参する物 :油彩画材一式、オイルはペトロール(又はテレピン)とMATSUDA QUICK速乾性アルキドメジウムスペシャル、F4号程度のキャンバス、HBの鉛筆1本、練りゴム、新聞紙 ※昼食はアトリエの利用も可能です。
(5)美術散歩 「早春の箱根・御殿場を訪ねて…」
今回の美術散歩は、絵画、庭園、温泉を楽しむ贅沢な一日です。行先は、早春の箱根と御殿場。箱根ポーラ美術館では絵画鑑賞とヒメシャラ群生地散策。御殿場に移動しては、秩父宮記念公園、東山旧岸邸、御殿場市温泉会館を巡ります。
① 月 日 :平成31年3月28日(木)=雨天決行=
② 行 先 :ポーラ美術館 、秩父宮記念公園 、東山旧岸邸、御殿場市温泉会館
③ 集合場所:友の会アトリエ前(横浜市中区桜木町2-2-9港陽ビル)
④ 集合時間: 7:00(時間厳守)
⑤ 行程概要:桜木町アトリエ前 出発7:15⇒箱根ポーラ美術館着9:00⇒同館出発 12:00⇒御殿場秩父宮記念公園着 12:30⇒同園出発14:00⇒東山 旧岸邸着14:30⇒同邸出発15:30⇒温泉会館16:00⇒同館出発17:00⇒桜木町着19:00
⑥ 人 数 :46名(最少催行31名)
⑦ 会 費 :会員8,500円、一般10,200円(バス代、美術館・記念公園等入場料、お弁当・お茶代、温泉入湯料)
⑧ その他 :ウインドブレーカー等の予備服。履きなれた靴で…。
(6) 水彩クロッキー
チャイナドレスのモデルを描きます。鉛筆デッサンの上に着彩するのではなく、水彩でモデルを描いていきます。クロッキーはダイナミックな線と色彩のハーモニーが大切です。素早く描く練習を重ねる事(5枚制作の予定)で、生き生きとした人物画を描けるようになりましょう! 始めに描き方の実演を行いながら、簡単なレクチャーも致します。使用する用紙は用意致します。
① 月 日 :平成31年3月30日(土)
② 場 所 :友の会アトリエ(港陽ビル6階)
③ 時 間 :午前の部 10:00~12:30 午後の部 13:30~16:00
④ 内 容 :水彩を使って着衣(チャイナドレス)のモデルをクロッキーします
⑤ 人 数 :午前の部 30名、午後の部 30名 (最少催行各20名)
⑥ 会 費 :会員:2,000円 、一般:2,400円
⑦ 講 師 :岡田 高弘先生(白日会)
⑧ 持参する物 :水彩用具一式、鉛筆4B~6B(数本)、筆 丸筆、平筆、刷毛(幅約5~8㎝)、クリップ ※用紙(サンフラワー紙5枚/人)は友の会で準備します。
秋期特別講座 “「花」の描き方をマスターしよう”実施結果です
11月18日(日)、中村智恵美先生(二紀会委員、女流画家協会)を講師にお迎えして、秋期特別講座”「花」の描き方をマスターしよう”を開催しました。
静物画で花は重要な要素です。静物画に欠かせない「花」に焦点を絞り、自分で選んだ画材で描き方をマスターする講座です。
始めに受講生の皆さんにバラ、シャクヤクの2枚の写真(A4)を配布し、油彩、水彩に分かれて着席。まず水彩、パステルでの描き方の解説を、次にグリサイユでの油彩の描き方の解説を受け、その後に実技。描き方の基本を学びました。
花は時間とともに変化します。満開の時、写真を撮って最も美しい時の姿を記憶させます。花の中の主役を決め、前に出る花、奥の花を描き分けます。花は芯を描きます。
水彩では鉛筆での形の取り方、光と影に注意しての着彩の方法の説明を、油彩では、グリサイユを行う場合の下地の作り方、モノトーンの絵具での盛り上げ、グレーズでの着彩の解説を受けました。
水彩、油彩共にサンプルを示していただきながら解りやすい講義でした。併せてお勧めの絵の具紹介、筆の説明も。花に真剣に向き合い、描く姿勢を学んだ一日でした。
【概要】
・催行日 平成30年11月18日(日曜日)
午前の部10:00~12:30、 午後の部13:30~16:00
・参加者 午前 30名、 午後30名 (定員30名)
・指導講師 中村 智恵美先生 (二紀会委員、女流画家協会)
・担当者 堀場、井上
秋期特別講座 「水彩技法~ 魅力的で美しい背景の水彩画を描く!」実施結果です
秋の特別講座「水彩技法 ~魅力的で美しい背景の水彩画を描く」が、10月21日、11月4日、12月2日の3日間にわたって開催されました。
講師は山本靖久先生。午前、午後の2コース60名の方が受講されました。
今回のポイントは、モチーフを引き立たせるための「にじみ」や「ぼかし」などの使い方です。最初に、色彩学や画面構成、次に山本先生の「にじみ」、「ぼかし」のデモンストレーション、その後の実技で一人ひとりの指導がありました。最後に、生徒全員の講評を行い終了。大変ためになる講座で、満足しましたとの感想が、多くの生徒さんから寄せられました。
秋期特別講座 「近郊スケッチ~神宮外苑イチョウ並木を描く」実施結果です
12月3日(日)、講師に一色映理子先生(女子美術大学・武蔵野美術大学非常勤講師) をお迎えして、秋の近郊スケッチを東京、神宮外苑のイチョウ並木にて10時半から3時半まで実地。参加予定者は35名でしたが、欠席1名の総勢34名での開催となりました。
当日は朝から曇り空の一日でしたが、神宮外苑の紅葉はちょうど見ごろを迎え、終日観光客が多く散策する中、参加者は思い思いの場所に陣取り、鮮やかな紅葉を熱心に写し取りました。
今回ご指導いただいた一色先生には参加者全員のスケッチ場所を回っていただき、熱心に構図や彩色についてのアドバイスをしていただきました。
午後3時に集合場所に皆さんの力作を一堂に並べ、先生からは一作品ごとに丁寧な講評をいただき午後3時40分無事に終了しました。
【実施概要】
1. 実施日 :2018年12月3日(月曜日)10:30~15:30
2. 運営担当 :加藤、福井
3. 参加者 :34名
4. 指導講師 :一色映理子先生
秋期特別講座「デッサン~木炭で人物を描く」実施結果です
12月16日(日)、上田 耕造先生(アトリエ21)を講師にお招きし、秋期特別講座「デッサン~木炭で人物を描く」を実施しました。
今年度の特別講座【木炭デッサン】のテーマは人物です。夏講座では夏の装いのモデルさんを描きましたが、今回は冬の装いで、ジャケット、帽子、ブーツ姿のモデルさんを描きました。
まず最初の1時間余りでレクチャーと実演が行われました。
①人物デッサンのポイントを描きながら説明
・人間の全体としてのまとまりを見つける。単純化した形で大枠を描く。
・比率を測る。まず描くはかり棒で確認する狂いを修正する。
・構図を決める。全身、膝から上、胸から上 基本的にこの3種類。
・構図を調整する。
余分なスペースはカット、画用紙の真ん中に何がくるか、椅子の足4ケ所の位置関係等。
②道具の使い方の説明
・デッサンスケール:空きのスペースを見る。
・はかり棒:サイズ、縦横比率、水平垂直、でっぱり、傾き等を確認する。
・水準器:角度や傾斜の確認の補助。
③木炭デッサンの全般的説明
・木炭は沢山載せた方がよい。
・黒くしたいところは、乗せた木炭をガーゼで軽くこすって紙の目に入れる。
・手のひらや練り消しで色を抜いて白さや明るさを表現する。
・目を細めて明暗を捉える。
・モデル台の隣に描きかけの絵を置いて観察する、等々。
・木炭初心者には木炭の芯抜き、木炭の削り方等の説明。
参加者は先生から教わった描き方で木炭を使い、手のひらを真っ黒にして取り組んでいました。難しいけれど楽しいとの声が多数。終了時にはそれぞれの力作が並び、先生から全体講評を頂き、充実の1日講座となりました。
■開催概要
【催行日】 平成30年12月16日(日)10時~16時(昼食休憩1時間を含む)
【参加者】 30名
【講 師】 上田 耕造先生(アトリエ21)
【内 容】 講義と実習(木炭で冬の装いの女性を描く)