秋期特別講座 「水彩技法~ 魅力的で美しい背景の水彩画を描く!」実施結果です

秋の特別講座「水彩技法 ~魅力的で美しい背景の水彩画を描く」が、10月21日、11月4日、12月2日の3日間にわたって開催されました。

講師は山本靖久先生。午前、午後の2コース60名の方が受講されました。

今回のポイントは、モチーフを引き立たせるための「にじみ」や「ぼかし」などの使い方です。最初に、色彩学や画面構成、次に山本先生の「にじみ」、「ぼかし」のデモンストレーション、その後の実技で一人ひとりの指導がありました。最後に、生徒全員の講評を行い終了。大変ためになる講座で、満足しましたとの感想が、多くの生徒さんから寄せられました。

秋期特別講座 「近郊スケッチ~神宮外苑イチョウ並木を描く」実施結果です

12月3日(日)、講師に一色映理子先生(女子美術大学・武蔵野美術大学非常勤講師) をお迎えして、秋の近郊スケッチを東京、神宮外苑のイチョウ並木にて10時半から3時半まで実地。参加予定者は35名でしたが、欠席1名の総勢34名での開催となりました。
当日は朝から曇り空の一日でしたが、神宮外苑の紅葉はちょうど見ごろを迎え、終日観光客が多く散策する中、参加者は思い思いの場所に陣取り、鮮やかな紅葉を熱心に写し取りました。

今回ご指導いただいた一色先生には参加者全員のスケッチ場所を回っていただき、熱心に構図や彩色についてのアドバイスをしていただきました。

午後3時に集合場所に皆さんの力作を一堂に並べ、先生からは一作品ごとに丁寧な講評をいただき午後3時40分無事に終了しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【実施概要】

1. 実施日 :2018年12月3日(月曜日)10:30~15:30

2. 運営担当 :加藤、福井

3. 参加者 :34名

4. 指導講師 :一色映理子先生

 

秋期特別講座「デッサン~木炭で人物を描く」実施結果です

12月16日(日)、上田 耕造先生(アトリエ21)を講師にお招きし、秋期特別講座「デッサン~木炭で人物を描く」を実施しました。

今年度の特別講座【木炭デッサン】のテーマは人物です。夏講座では夏の装いのモデルさんを描きましたが、今回は冬の装いで、ジャケット、帽子、ブーツ姿のモデルさんを描きました。

まず最初の1時間余りでレクチャーと実演が行われました。
①人物デッサンのポイントを描きながら説明
・人間の全体としてのまとまりを見つける。単純化した形で大枠を描く。
・比率を測る。まず描くはかり棒で確認する狂いを修正する。
・構図を決める。全身、膝から上、胸から上 基本的にこの3種類。
・構図を調整する。
余分なスペースはカット、画用紙の真ん中に何がくるか、椅子の足4ケ所の位置関係等。
②道具の使い方の説明
・デッサンスケール:空きのスペースを見る。
・はかり棒:サイズ、縦横比率、水平垂直、でっぱり、傾き等を確認する。
・水準器:角度や傾斜の確認の補助。
③木炭デッサンの全般的説明
・木炭は沢山載せた方がよい。
・黒くしたいところは、乗せた木炭をガーゼで軽くこすって紙の目に入れる。
・手のひらや練り消しで色を抜いて白さや明るさを表現する。
・目を細めて明暗を捉える。
・モデル台の隣に描きかけの絵を置いて観察する、等々。
・木炭初心者には木炭の芯抜き、木炭の削り方等の説明。

参加者は先生から教わった描き方で木炭を使い、手のひらを真っ黒にして取り組んでいました。難しいけれど楽しいとの声が多数。終了時にはそれぞれの力作が並び、先生から全体講評を頂き、充実の1日講座となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■開催概要

【催行日】 平成30年12月16日(日)10時~16時(昼食休憩1時間を含む)
【参加者】 30名
【講 師】 上田 耕造先生(アトリエ21)
【内 容】 講義と実習(木炭で冬の装いの女性を描く)

 

秋期特別講座「バススケッチ ~城ケ島・三崎魚港」実施結果です

秋のバススケッチは、春の北信濃の棚田スケッチ会から海へ。11月2日、横浜から比較的近い三浦市城ケ島・三崎魚港を訪ねました。「海道の町」三崎、「白秋文学の島」城ヶ島をたっぷり時間かけてスケッチ。昼食には京急ホテルの大広間で、富士山を仰ぎながらマグロ丼を頂き、食後には再び海岸からのスケッチを堪能。そして独立美術協会のホープ大原修一先生により、的をついた作品講評を受けました。帰途には三崎漁港のマグロ土産市場「うらり産直センター」に立ち寄り土産を買い、スケッチ会とマグロの旅を満喫の一日でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[実施概要]

平成30年11月2日(金)/ 城ケ島・三崎漁港/ 城ケ島・三崎漁港周辺でのスケッチと講評会

講師:大原修一先生(独立美術協会)

秋期特別講座 残席あと僅か

10月5日時点で、秋期特別講座全6講座中、”鉛筆デッサン 「顔の描き方」”,”水彩技法  魅力的で美しい背景の水彩画を描く!” 、”「花」の描き方をマスターしよう”(補欠AM,PM各3あり),”デッサン (木炭で着衣の女性を描く)”の4講座はすべて満席となっています。

▽ 残席あり↓

1.バススケッチ (城ケ島・三崎魚港 日帰り) 残席16
11月2日(金)雨天決行/城ケ島・三崎漁港/大原修一先生(独立美術協会)

2. 近郊スケッチ (神宮外苑イチョウ並木を描く)  残席11
12月3日(月曜日) 雨天予備日12月17日(月曜日)/一日コース/神宮外苑イチョウ並木附近/一色映理子 先生(女子美術大学・武蔵野美術大学非常勤講師)

のみ若干の残席があります。お申込をお待ちしています。

 

夏期特別講座 “油彩技法「プリマ描き」をマスターしよう”実施結果です

8月5日、19日、9月2日(各日曜日)全3回(午前、午後コース)、和田直樹先生(白日会)をお迎えし、”油彩技法「プリマ描き」をマスターしよう”講座を実施しました。

プリマ描きとは17世紀頃から多くの画家が用いるようになった、油絵具の乾きにくさを利用し即興性の表現を最大限に生かした油彩技法です。

本講座では①ユリの花に果物、ウサギの人形と、②果物のコンポートにワイン瓶、グラスの2種の組合せに加え、それぞれに和田先生らしい布の演出を含めたモチーフを3回で描きました。

講座の始まりに絵具の発達によるプリマ描きが生まれた歴史的背景の解説と、初回、3回目には和田先生によるプリマ描法のデモンストレーションを行っていただき講座を進めました。

柔らかく溶いた絵具に柔らかい筆で、濡れたままの画面への重ね方や、画面上での混合に、水彩用の筆でのぼかし方の実演が行われました。先生の愛用の筆や絵具に、ブラシクリーナーの紹介、筆の手入れ等、油彩に必要な周辺知識のまで教えていただけました。

また、金、銀の金属の描き方の解説もあり、受講生の皆さんにとっては大変充実した講座になり、好評のうちに終えることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋期特別講座 残若干名募集中

秋期特別講座の受付を開始しましたが、下記3講座以外はすべて満席となりました。下記3講座は若干名の残席がありますので、電話、FAX、メール等で先着順に受付いたします。

バススケッチ (城ケ島・三崎魚港 日帰り)
11月2日(金)雨天決行/城ケ島・三崎漁港/大原修一先生(独立美術協会)

近郊スケッチ (神宮外苑イチョウ並木を描く)
12月3日(月曜日) 雨天予備日12月17日(月曜日)/一日コース/神宮外苑イチョウ並木附近/一色映理子 先生(女子美術大学・武蔵野美術大学非常勤講師)

「花」の描き方をマスターしよう
11月18日(日)/午前・ 午後/中村智恵美先生(二紀会委員、女流画家協会)

全講座詳細情報掲載の会報のPDFはこちら→

夏期特別講座 水彩教室「白いユリを描く」実施結果です

9月23日(日)関口雅文先生の一日水彩教室を実施しました。はがき大の画用紙に、水彩技法の基本ボカシやにじみ技法を使い、何枚もの白いユリを描きました。

まずは画用紙に鉛筆デッサン。デッサンにそのまま着彩するのではなく、デッサンを参考に花の部分を白く残し、別の画用紙に背景から描いていきます。

新しい画用紙にユリの花の背景をボカシ技法で数枚作成。

別の画用紙でにじみ技法の練習をした後、背景から先に描いたボカシ技法で作成した画用紙にユリを描いて完成です。

水筆と絵筆を使って、ポイントとなる水加減を技法ごとに関口先生の実演と解説を全員で学びながら各自熱心に制作。

関口先生お手本作品のように技法を身につけるためには自宅に戻ってから集中して100枚ほどの練習が必要とのことでした。

1日講座で技法がすぐ身につくことではないのですが、どう練習すればよいかとその技法のコツを関口先生の実演と解説でじっくりと勉強できた1日となりました。

 

 

 

 

 

 

夏期特別講座「知っておきたい絵画の基礎知識」実施結果です

7月22日、8月26日、9月9日の各日曜日、講師に三ッ山三郎先生(国画会会員)をお迎えし、夏期特別講座「知っておきたい絵画の基礎知識 ~絵を楽しく学ぶ”講義と実技”」(全3回)を開催しました。

水彩、アクリル、油彩、パステルなど画材を問わず、これから絵を始めようと思っている方や理論的に絵画を見直したい方に、洋画に必要な基礎知識を講義と実技を織り交ぜた講座です。

 

 

 

 

 

絵を描く際に必要な、観察力(物を見る→視ることの本質について、色と明度の関係)、構成力(主役、脇役、優先順位)、デッサン力(錯覚・錯視・外形、内形)、彩色力(12色相環、混色と重色)、人物画(プロポーション)の基本を、参考プリントや画材資料を使った講義を受け、モチーフを実際に描く実技で確認。殆どの受講生の方々からは、目から鱗というように有意義な教室だったと好評でした。

 

 

 

 

 

 

秋期特別講座受講料訂正のお知らせ

先にお知らせいたしました秋期特別講座の”3.鉛筆デッサン「顔の描き方」”受講料に誤りがありましたので、訂正してお詫びします。

3.鉛筆デッサン「顔の描き方」
会費:(誤)会員6,000円    一般7,200円   → (正)会員4,000円 一般4,800円