秋期特別講座 “「花」の描き方をマスターしよう”実施結果です

11月18日(日)、中村智恵美先生(二紀会委員、女流画家協会)を講師にお迎えして、秋期特別講座”「花」の描き方をマスターしよう”を開催しました。

静物画で花は重要な要素です。静物画に欠かせない「花」に焦点を絞り、自分で選んだ画材で描き方をマスターする講座です。

始めに受講生の皆さんにバラ、シャクヤクの2枚の写真(A4)を配布し、油彩、水彩に分かれて着席。まず水彩、パステルでの描き方の解説を、次にグリサイユでの油彩の描き方の解説を受け、その後に実技。描き方の基本を学びました。

花は時間とともに変化します。満開の時、写真を撮って最も美しい時の姿を記憶させます。花の中の主役を決め、前に出る花、奥の花を描き分けます。花は芯を描きます。

水彩では鉛筆での形の取り方、光と影に注意しての着彩の方法の説明を、油彩では、グリサイユを行う場合の下地の作り方、モノトーンの絵具での盛り上げ、グレーズでの着彩の解説を受けました。

水彩、油彩共にサンプルを示していただきながら解りやすい講義でした。併せてお勧めの絵の具紹介、筆の説明も。花に真剣に向き合い、描く姿勢を学んだ一日でした。

【概要】

・催行日  平成30年11月18日(日曜日)
午前の部10:00~12:30、 午後の部13:30~16:00
・参加者  午前 30名、 午後30名 (定員30名)
・指導講師 中村 智恵美先生 (二紀会委員、女流画家協会)
・担当者  堀場、井上