春期特別講座 「コラージュ技法」実施結果です

6月4日(日)、荒井美智代先生の春期特別講座「コラージュ技法」が実施されました。
当日は、アトリエの壁や白板に色彩資料、先生ご自身や海外作家のコラージュ作品の数々が貼られ、テーブルにはバラエティに富んだ紙類。「まずは見て楽しみ感じる会場」です。

 

 

 

 

 

 

 

参加者は自分の描いた絵を2~3枚持参。

いつも色彩が淡くなってしまう、この絵にあと一歩手を加えたい、背景をどうしてよいかわからない等々の悩みに、まずは紙を選んで合わせてみる ―― 大胆な色、自分ではつくれない色、関連性のある色 ―― 迷いながら、でも、紙なので自由自在。
合わせた紙によって絵がはっきりし色彩が豊かになり、次は切り方を変えてみる等々、先生のアドバイスを受けながら、皆さん、時間の限り試行錯誤されていました。持参したどの絵も大きく変わり、素敵なコラージュ作品となりました。

 

春期特別講座「近郊スケッチ 北鎌倉浄智寺」実施結果です

6月5日(月)、春の「近郊スケッチ」を北鎌倉の浄智寺で10時~16時迄実施しました。
浄智寺はスケッチポイントが寺園の内外にコンパクトに点在し、風景画を描く絶好な場所。
惣門(高麗門)を見上げる石畳の階段のアプローチは他に類を見ない絶景、階段上の中国式鐘楼門はどこからも絵になる門です。
また,寺園内の茅葺屋根の書院と、石灯篭と色とりどりの花々の庭園も素晴らしい風景です。
当日は好天に恵まれ、結城智子先生の一人一人に懇切丁寧な指導と講評で、参加者皆、大満足なスケッチ会でした。

階段のアプローチ↓                                        中国式鐘楼門↓

 

 

 

 

結城智子先生の講評↓

 

 

冬期特別講座「作品研究会」実施結果です

平成26年度友の会の絵画教室が2月に無事終了。3月27日(日)に、特別講座作品研究会が実施されました。例年同様に、日頃描いているものから公募展に出品する作品まで、サイズはF6からF80にわたり油彩・水彩・パステル・アクリル・木炭デッサンのジャンルの作品が持ち込まれました。
参加者は講師の広田 稔先生の巧みな講評に熱心にメモを取りながら聞き入っていました。
最後に設けられた質問コーナーでは、構図の取り方や遠近感、陰影、白と黒の使い方について等々、様々な質問が上がりました。広田先生からは、目線の位置や、消点V(Vanishing Point)の留意、稜線を挟む光と陰の色の違い等の基本的なことの大切さのお話があり、質問者も納得した様子で閉会しました。
本研究会は毎年好評を博しており、この講評を元にして作品を手直しする方も多くいるようです。

実施日:平成29年3月27日(月)
場 所:横浜美術友の会6階アトリエ
講 師:広田 稔先生(白日会)

春期特別講座バススケッチ「焼物の町・常滑(とこなめ)を描く」中止のお知らせ 

春期特別講座 バススケッチ 「焼物の町・常滑(とこなめ)を描く」は、最少催行人数 に達しないため中止 いたします。すでにお申込をいただいた方につきましては、早急に連絡の上返金等の手続きをいたしますので、ご了承下さいますようお願いいたします。

 

春期特別講座のご案内

春期特別講座を、下記要領で開催します。※PDF版はこちらから→ 申込み受付は、4月23日(日)10:00~ 港陽ビル6Fアトリエで行います。

 

1 .スケッチ&ウォーク


5月9日(火) 雨天の予備日6月6日(火) 神奈川県立相模原公園  10:00~3:00 舟木 誠一郎先生

※相模原市観光協会HPより転載


2 .バススケッチ  最少催行人数 に達しないため中止


5月24日(水)~25日(木〕 1泊2日 愛知県常滑市 「常滑やきもの散歩道」ほか 横浜駅西口天理ビル前 7時集合厳守 和田 直樹先生


3. 春の近郊スケッチ (満員御礼)


6月5日(月) 雨天の予備日6月19日(月)  浄智寺(北鎌倉)  10:00~3:00  結城 智子先生


4 .コラージュ技法


6月4日(日) 友の会アトリエ  午前クラス 10:00~12:30  午後クラス13:30~16:00  荒井 美智代先生

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※講師作品

 

 


春期特別講座 詳細は、こちらから→

 

冬期特別講座「遠近法(透視図法)」実施結果です

3月17日(木)、冬期特別講座「遠近法(透視図法)」が午前、午後と2回実施されました。講師は、アトリエ21でご活躍中の上田耕三先生です。

 

 

 

 

 

 

 

絵画空間にルールを与え、形の裏側までつじつまを合わせる図法、それが透視図法です。一見写真のように正確に描く方法だと思われがちです。2次元の表現は実は眼に映る形とは違っているのです。
講義は、ワークシートの指示にしたがって、A3コピー用紙に赤青鉛筆、黒鉛筆で2時間半かけて順番に描くことにより、2点遠近法による作画を実体験するものでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

理詰めの講義でしたが、高校美術教師の経験もお持ちの上田先生。一人ひとりにとても丁寧な指導があり、一人の落ちこぼれなく、充実した講座となりました。

 

 

 

 

 

 

 

最後の質疑応答では、実際のスケッチ、作品制作上の注意点など実践的なアドバイスもあって、とても勉強になる講座でした。

秋期特別講座「油彩技法」実施結果です

平成28年11月1日~29年2月14日、全6回で秋期特別講座「油彩技法」が行われました。

講座は、先ず1.キャンパスの下地作り(シルバーホワイトを使って油抜き、練り直しでの地塗り)

 

 

 

 

 

2.静物モチーフ4種から各自が選んで油絵具のデッサン
3.透明色と不透明色の使い分け、混色、濃淡
4.盛り上げ、厚塗り、速乾メディウムの使い方
5.描き込み、塗り重ね、グレージングでの着彩
6.漉溶き油について、筆洗の方法、絵具で固まった筆とナイフの戻し方とパレットの清掃方法

 

 

 

 

 

等の内容をじっくりと。いつもの教室ではチャレンジが難しいF20~F30号の大きなキャンバスサイズで、全6回の講座を通してじっくりと静物画を完成させることが出来ました。

初心者は油彩の基礎を学び、ベテランは更にワンランクアップを狙う技法講座でしたが、油彩の技法だけでなく、以外と知っているようで知らない、溶き油の種類とその使い分け、筆、パレット等用具の手入れ方法も丁寧に説明が。

大変熱心な山崎先生の指導と実演で、油彩技法を学べる年1回の貴重な特別講座。受講生の皆さんからは是非、来年も開講をとの声が多く出る中終了しました。

3月22日 冬期特別講座「クロッキー」実施結果です

3月22日、岡田高弘先生による冬期特別講座 “クロッキー   女性ピエロを水彩で描く” が開催されました。
講座は、午前、午後10時からと13時30分からそれぞれ2時間半です。

最初の30分は、岡田先生が用意された資料を基に、デッサン、水彩で直接描くクロッキーについてのレクチャーが。

” デッサンは、コピーではない! ”

その後は20分間、先生が説明を交えながらのデモンストレーション。

岡田先生から最初にバレリーナからピエロに変更したことについてお詫びがあり、その後テンポよくレクチャーは進められ、受講生も熱心に聞き入っていました。
デモンストレーションの時は真剣な熱い視線を背中に感じ「緊張する」と先生のジョークも。
なかなか見られないプロの筆使いは勿論のこと、先生のパレット、筆などにも皆さん興味津々でした。

デモの後は、休憩を挟み20分デッサンが計4回。精力的に描いている受講生を相手に熱の入った指導で、先生はほとんど休息なし。~お疲れ様でした。
午前、午後共最後に岡田先生のデモンストレーションで描いた水彩クロッキーを全員じゃんけんでお一人にプレゼント。大変盛り上がった特別講座でした。

 

2月17日 冬期特別講座「デッサン」実施結果です

2月17日(金)に上田耕造先生による冬期特別講座「デッサン」が実施されました。

まず先生による講義や実演があり、その後で実習へ。10時から16時まで昼食休憩を挟んで正味5時間の講座でした。初めに、木炭、木炭紙等の使い方のイロハを。その後全員が木炭を使って描きました。モチーフは石膏像(ブルータス、モリエール、ジョルジョ、ヘルメス)の4体。

 

 

 

 

 

 

「感覚で描く」「似なくてよい」「触ることは大事」「時々離れて眺めることは大事」等のアドバイスがあり、先生から教わった描き方で真剣に石膏像と向き合っていた皆さん(触るのは控えていられましたが)。終了時には木炭デッサンが初めてとは思えないような力作が並びました。

 

 

 

 

 

 

 

石膏像デッサンが大好 きという上田先生の気持ちが伝わってくるような講座で、
皆さんから「新しい話しを沢山伺った」「充実していた」「楽しかった」等の声が聞か
れました。機会があったら、次回は「精度を上げる」描き方を教えて下さるそうです。

 

 

 

 

 

 

冬期特別講座追加募集のお知らせ

冬期特別講座「作品研究会」(AM,PM)に若干名の欠員があります。応募ご希望の方は、電話、FAX、メールでお願いします。他の講座は欠員が有りませんのでご了承下さい。

冬期特別講座のご案内はこちらから→