冬の特別講座 「パステルで人物コスチュームを描く」実施結果です

「パステルで人物コスチュームを描く」

3月3日(日)、白日会でご活躍の吉成浩昭先生(白日会)友の会初講座です。
募集の倍以上が申し込まれ、満員での開催となりました。開講直後、「パステルの基本」を具体的に説明していただきながら講師の実践デモ。塗り加減や混色方法、フキサチーフのかけた場合と、定着しない時の違いなどを具体的に解説していただいた。この後、モデルさんの固定ポーズに移り制作開始となった。参加者は水彩・木炭・油彩など多彩。思いおもいの画材で制作するなか、吉成先生はクラス内をくまなく回って指導に努めた。

「すごい」「こんなやり方知らなかった」の声があがったのが、水彩作品の背景づくりの時。数色のパステルをランダムに塗ってから手で混色。その上から水分を多く含んだ水彩筆で馴染ませ暈すテクニックだったが、見違える変化に取り囲んだ生徒から驚きの声が出た。
先生から「パステルは自由度が高い画材なので、他の画材との併用も難なく行える。油彩や水彩で制作している方も、表現の幅を広げるのにおすすめです」とのこと。桃の節句の一日。皆さん大いに楽しんでおられました。