秋期特別講座「美術散歩 人気美術館をめぐるバスツアー」実施結果です
今秋の「美術散歩」は千葉県の二つの美術館を大型バスで巡るツアーを実施しました。人気美術館の“ハシゴ”ということもあって、アッという間に満席になり「もう1台出してよ…」の声も出るほどの人気でした。
[概要]
・日 時:平成29年11月29日(水) 大型バスで千葉の人気美術館めぐり
・場 所:①ホキ美術館(千葉市)②DIC川村美術館(佐倉市)
・参 加:会員46名 スタッフ2名 総勢48名
実施日の11月29日(水)は絶好の小春日和に。桜木町アトリエ前を出発してから、海ほたるを経由して第一の目的地千葉市の「ホキ美術館」へ。10時オープンと同時に入館し、回廊型のギャラリーでリアリズム絵画を存分に楽しみました。
この後、再びバスに乗り佐倉市の「DIC川村美術館」へ移動。紅葉真っ盛りの広大な庭園でお弁当を食べる人、スケッチブックを広げる者、ホキとコレクション傾向が違う美術館でゆっくり鑑賞する者と分かれ、思いおもいの秋のひと時を満喫していました。帰途に着く前、近隣の小さな造り酒屋に立ち寄るサプライズもあり、地酒と思い出をお土産に家路につきました。
秋期特別講座「近郊スケッチ~紅葉の代々木公園を描く」実施結果です
11月20日(月)、講師に結城康太朗先生(独立美術協会) をお迎えして、秋の近郊スケッチを東京、代々木公園で10時半から3時半まで実地しました。
参加予定者は35名でしたが、欠席者が2名あり33名での開催となりました。
当日は朝から曇り空で初冬のような肌寒い一日でありましたが、代々木公園の紅葉はちょうど見ごろを迎え、素晴らし秋の紅葉のもとでのスケッチ会となりました。
広い公園の中央には噴水のある大きな池が配され、その周りには色とりどりに紅葉した木々が多く取り囲み、素晴らしいスケッチポイントであったと思います。
今回ご指導いただいた結城康太朗先生は、何度も精力的に参加者のスケッチ場所を回られ、熱心なご指導をいただきました。
途中、風邪気味の方が1名早退されましたが、何のトラブルも無く予定通り午後3時半に終了、現地解散いたしました。
秋期特別講座「バススケッチ~熱海梅園の初冬の紅葉をスケッチ」実施結果です
11月1日(水)、秋期特別講座「バススケッチ~熱海梅園の初冬の紅葉をスケッチ」を実施しました。
[概要]
・日 時:平成29年11月1日(水)
・場 所:熱海梅園
・内 容: 澤田政廣記念美術館周辺でのスケッチ、美術館見学。
・ 講 師:和田直樹先生(白日会)
熱海梅園の梅の花でなく初期の紅葉を描こうと訪れた園内は、台風21号の影響もあり木々の葉っぱはやや枯葉色もあったが概ね良好。川を挟み起伏に富んだ地形に緑が薄まりつつ黄橙に変わりゆく色彩は、微妙なアングルを醸し出していた。
参加者は天候に恵まれた8,000平方メートルの敷地中に散らばり、先生の指導の下に難しい色合いを写し取っていた。
最後の総合講評会後やスケッチの合間には、個人休憩時間を取り、園内にある熱海市施設の文化勲章受章者、熱海名誉市民の彫刻家澤田政廣記念美術館の彫刻、絵画、陶芸、版画を鑑賞。先生は全体を4周くらい廻り指導に大忙しでした。
夏期特別講座「夏期人物画講座」実施結果です
8月2、9、16日の3日間、広田稔先生指導の下に、夏の集中絵画教室「夏期人物画講座」が開催されました。
午前、午後の各2コース3日間で着衣の女性を描きあげるというものです。
(概要)
開催期間: 平成29年8月2日(水)、8月9日(水)、8月16(水)の3日間
開催時間: 午前(10:00~12:30) 午後(13:30~16:00)
講座内容: 人物画、着衣の女性(午前・午後コース)
指導講師: 広田 稔先生(白日会会員、当会絵画教室 レギュラー水曜講師)
広田先生が一人一人に対し熱心に、的確に、エネルギュッシュに指導されました。
おかげで、楽しく、充実した講座に皆さん大満足でした。
秋期特別講座「水彩混色技法」実施結果です
10月3日(火)、荒井美智代先生(東光会)を講師にお迎えして、AMクラス:10時~12時半、 PMクラス:13時半~16時の2回秋期特別講座「水彩混色技法」を開催しました。
始めに、 色相、明度、彩度、補色、混色等について色相環を使って説明がありました。
次に、三原色(一次色)を、パレット1(赤と青)、パレット2(赤と黄)、パレッ ト3(青と黄)に絞り出し、2色のみの混色で19色を作り出しました(二次色)。さらに、三原色から混色で作った色(二次色)を更に混色して(三次色)葉っぱや野菜の色を作り描きました。
皆さん、熱心に取り組まれて「楽しかった」「色について又お話しを聞きたい」等の声が聞かれました。
夏期特別講座「デッサン・2(精度を上げよう)」実施結果です
8月18日(金)10時~16時、上田耕三先生(アトリエ21)をお迎えして、夏期特別講座「デッサン・2(精度を上げよう)」を行いました。
8月4日の「デッサン・1(まずは描いてみよう)」の続編で、精度を上げるための手法を指導していただきました。
まずは、はかり棒を使って紙面に分割線を入れ、デッサンスケールでモチーフの位置決めをすることでデッサンの精度を上げる方法を学びました。
次は、デッサン・1で学んだ明暗のとらえ方やモチーフの立体を感じ取る重要性を復習しながら、石膏像デッサンの演習を行いました。
デッサンの精度を上げる有意義な講座でした。
夏期特別講座「顔の描写研究」実施結果です
7月31日(月)午前(10:00~12:30)、午後(13:30~16:00)、中村智恵美先生(二紀会委員、女流画家協会委員)を講師にお迎えして、夏期特別講座「顔の描写研究」を行いました。
人物画を描くうえで「顔」は作品の印象を決める大切な要素です。この講座では顔を描くに当りどのような点に注意するか、また「美しい顔」はどう描くかを学ぶため、顔の写真を鉛筆で模写し水彩で着彩する演習を行いました。
モデルの顔写真をもとに顔全体のプロポーションと各要素との比率について解説が行われ、目、鼻、口、耳等については、描き方のポイントとその注意点について説明を受けました。
水彩絵具での着彩では、顔と背景の関係、輪郭(きわ)の強弱と押さえ方について描き方とそのコツを教えていただきました。
先生が描かれた、自作の水彩画を手本に、着彩方法についてより具体的な説明が行われ、解りやすく理解することが出来ました。
顔の要素の細部を丁寧に観察し、じっくりと描写することで、難しい顔の描き方を学ぶことができたいへん有意義な講座でした。
秋期特別講座最新(9/23)応募状況、残若干名です
9月23日現在の申込状況です。お申込はアトリエで直接か、電話またはFaxでお早めにお願いします。
(1)「水彩混色技法」 午前のみ満席、午後若干名空きあり 荒井美智代先生 10月3日(火) (午前・午後)
(2)「水彩技法」 満席 関口雅文先生 10月8日、10月22日、11月5日、19日、12月3日 (午前・午後 各日曜日、全5回)
(3)「バススケッチ」残あり 和田直樹先生 11月1日(水) 7:15~18:00 雨天決行、熱海梅園
(4)「近郊スケッチ」残1名 結城康太朗先生 11月20日(月) 10:30~15:00 雨天予備日12月4日(月)代々木公園
(5)「美術散歩」満席 11月29日(水) 7:15~18:00 雨天決行 ホキ美術館、 DIC川村記念美術館
受付場所:横浜美術友の会アトリエ(港陽ビル6階)(2)9月11日(月)以降は、講座開催日前日まで、電話、メール、FAXで受け付けます。(10:00~16:00) 但し、レギュラー・専科の休講日は除きます。
夏期特別講座「油彩技法」実施結果です
今期の「油彩技法」講座は、
・構図・構成の重要性 ・質感の作り方 ・柔らかい筆でのぼかし技法 ・補色でのグレーの作り方等の技法と、色と形、光と影を見つめ、ただ見える通りに写して描く事から、その先への挑戦を目標に7月30日~9月3日の間に全4回行われました。講師は、当教室初めての一色映理子先生(武蔵野美術大学・女子美術短期大学非常勤講師)です。
・第1回 下地の描き方
茶系或いは青系等の単色で下地(下書き)を描きます。構図の検討と形を正確に捉えること、明暗の表現で空間を掴みます。
・第2回 固有色での描き出し
単色で描いた下地(下書き)に固有色で描き出し。暗い部分からの着彩です。
・第3回 描き込み
質感とは光の反射を描くことです。また、鏡に映ったモチーフを描くぼかし技法を実演しました。
・第4回 描き込みと講評
描き込みの続き。時間を割り振り個人別の講評を順次行いました。
・技法の講義では画用液の種類と混合について、筆の種類、透明・透明絵具の使い分け、速乾メディウムの使い方、補色を使って色々なグレーの作り方について解説をうけました。馬の毛の筆を使ったぼかし技法の実演も行われました。
・描くときは足し算(上へ塗る)だけでなく引き算(ふき取る、壊す)も必要です。チャレンジして、失敗を恐れない。多くの描き方を試すことで自分のオリジナリティーが発見できます。何を感じ、何を狙い、何を表現するか、先生のアドバイスを受けながら熱心に描きました。
・最後に作品を一列に並べ全員で出来栄えを確認しました。熱心で丁寧な指導に生徒さんから先生へ感謝の拍手が送られ、充実した内容で講座を終了することが出来ました。
秋期特別講座最新応募状況、残若干名です
下記講座は、満席となりました。
・「水彩混色技法」 午前 荒井美智代先生 10月3日(火)
・「水彩技法」 午前,午後 関口雅文先生 全5回
・「美術散歩」 11月29日(水)
他講座は若干名の空きがありますので、お申込はアトリエで直接か、電話またはFaxでお早めにお願いします。
【概要】
(1)「水彩混色技法」 荒井美智代先生 10月3日(火) (午前・午後)
(2)「水彩技法」 関口雅文先生 10月8日、10月22日、11月5日、19日、12月3日 (午前・午後 各日曜日、全5回)
(3)「バススケッチ」 和田直樹先生 11月1日(水) 7:15~18:00 雨天決行、熱海梅園
(4)「近郊スケッチ」 結城康太朗先生 11月20日(月) 10:30~15:00 雨天予備日12月4日(月)代々木公園
(5)「美術散歩」 11月29日(水) 7:15~18:00 雨天決行 ホキ美術館、 DIC川村記念美術館
受付場所:横浜美術友の会アトリエ(港陽ビル6階)(2)9月11日(月)以降は、講座開催日前日まで、電話、メール、FAXで受け付けます。(10:00~16:00) 但し、レギュラー・専科の休講日は除きます。