夏期特別講座応募状況
16日(日)に募集を開始した夏期特別講座、「顔の描写研究」「夏期人物画講座」「デッサン・1(まずは描いてみよう)」「デッサン・2(精度を上げよう)」講座は満員(キャンセル待ち枠も満員)となりました。
「油彩技法」講座のみ若干名欠員があります。
7月17日(月)以降、講座開催日前日まで、電話、メール、FAXでも受け付けます(10:00~16:00 但し、レギュラー・専科の休講日は除きます)。※17日は開講します。お申込の方は、電話、メール、FAXで下記まで。
〒231-0062 横浜市中区桜木町2-2-9 港陽ビル6階
TEL 045-651-9313 FAX 045-323-9841
ホームページ https://yokobitomo.com/
メールアドレス yokobitomonokai@orion.ocn.ne.jp
夏期特別講座のご案内
夏期特別講座を、下記要領で開催します。※会報pdf版は、こちらから→
申込み受付は、7月16日(日)10:00~15:00 港陽ビル6Fアトリエで行います。7月17日(月)以降は、講座開催日前日まで、電話、メール、FAXでも受け付けます(10:00~16:00 但し、レギュラー・専科の休講日は除きます)。
(1) 油彩技法
ものの本質とは何か。自分にとっての光とは何か。これらを探る為、スポットライトを2灯用い、光と影を 強調し、モチーフを設置します。
ただ見える通りに写して描く事からその先へ!挑戦してみましょう。
構図・構成の重要性や質感の作り方、柔らかい筆でのぼかし技法、グレーの作り方等、技法はもちろんですが、色と形、光と影、内面と表面についてお話しします。
①月 日 :平成29年7月30日、8月6日、8月20日、9月3日(各日曜日 全4回)
②場 所 :友の会アトリエ(港陽ビル6階)
③時 間 :午前の部10:00~12:30 午後の部13:30~16:00
④内 容 :油彩画に必要な構図と構成、地塗り、色づくり、描き方の色々な技法を1枚の静物画の作成を通して学びます。
⑤人 数 :午前の部 25名 午後の部 25名 (最少催行 各部17名)
⑥会 費 :会員 8,000円 一般 9,600円
⑦講 師 :一色 映理子先生
(武蔵野美術大学・女子美術短期大学非常勤講師)
⑧持参する物 : ・ キャンパスF12~F20(初回は下塗りで終了しますので、残り3回で各自が終わらせることが出来る サイズで。FサイズでなくてもMサイズSサイズでも構いません。
・油彩画材一式(ただし、白色絵具はシルバーホワイトが好ましい)、ぺトロールまたはテレピン油、マ ツダクイックアルキドメディウムスペシャル、ボロ布5~10枚(綿100の布を15cmx20cm程度にカットする)、スケッチブック、練りゴム、鉛筆(B程度1本)、新聞紙。
<講座スケジュール>
1回目(7/30) オリエンテーション(構図・構成、下塗り、3回目に使う柔らかい筆の説明、ボロ布について の説明)、キャンバスに鉛筆で下描き、各自が好きな色で下塗り。
2回目(8/6) 乾燥した下塗りに油絵具で下描き、構図・構成を検討。描き出し。
3回目(8/20) 質感やグレーの作り方、混色の説明。柔らかい筆(馬、平筆20号1本)を使用してぼかす事に挑戦。観察描写(厚塗りの人はジェル状の速乾性メディウムを使用すると制作しや すい)。
4回目(9/3) 観察描写しながら、オリジナルな光・ものの本質を探り、迫る。
(2)顔の描写研究
人物画を描く上で描かれた人物の「顔」は作品の印象を決める大切な要素となります。この講座では描く位置によってどのような点に注意するか、また「美しい顔」はどう描くかに絞って具体的に講義、実践します。いつも顔を描くことに苦心されている方、初心者の方、一緒に「顔」を描いてみましょう。
①月 日 :平成29年7月31日(月)
②場 所 :友の会アトリエ(港陽ビル6階)
③時 間 :午前の部 10:00~12:30 午後の部13:30~16:00
④内 容 :顔の描き方のポイントを先生より説明していただき、その後、写真を使って3方向からのアングルで3つの顔を鉛筆で描き、水彩絵具で着色します。
⑤人 数 :午前の部 30名 午後の部 30名 (最少催行 各部20名)
⑥会 費 :会員 2,000円 一般 2,400円
⑦講 師 :中村 智恵美先生 (二紀会委員)
⑧持参する物 :スケッチブックF4~F6、鉛筆HB~5B程度、水彩画材一式
(3)夏期人物画講座
夏の恒例企画として「夏期人物画講座」を下記の通り開催します。本年は広田先生の指導により、着衣の女性を全3回で描いて頂きます。皆様のご参加をお待ちしております。
① 月 日 :平成29年8月2日、9日 、16日(各水曜日 全3回)
② 場 所 :友の会アトリエ(港陽ビル6階)
③ 時 間 :午前の部 10:00~⒓:30 午後の部 13:30~16:00
③ 内 容 :女性モデル(着衣)を描きます
⑤ 人 数 :午前 35名 午後 35名 (最少催行 各部24名)
⑥ 会 費 :会員6,000円、一般7,200円
⑦ 講 師 :広田 稔先生 (白日会常任委員)
⑧ 持参する物 :油彩・水彩・パステル、アクリル等の各自が希望する画材一式
(4)デッサン・1 (まずは描いてみよう)
じっくりと1日デッサンを学ぶ講座です。木炭で石膏像を描きます。木炭や木炭紙の使い方を一から教えます。木炭デッサンを学びたい方、デッサンを上達させたい方、是非ご参加下さい。木炭初心者大歓迎! 初心者でも1日でかなり描けるよう指導します。上田先生が実演も行います。皆様のご参加を心からお待ちしております。
① 月 日 :平成29年8月4日(金)
② 場 所 :友の会アトリエ(港陽ビル6階)
③ 時 間 :10:00~16:00
④ 内 容 :木炭での石膏像デッサンを5時間行います。
⑤ 人 数 :30名 (最少催行 20名)
⑥ 会 費 :会員:3,000円 一般:3,600円
⑦ 講 師 :上田 耕造先生(アトリエ21)
⑧ 持参する物 :木炭紙3枚、木炭(お勧めは伊研No.200(ヤナギ・太)その他No.360等、自分で使っている物〉、カッター、芯抜き、練り消し、消しゴム、ガーゼ、テッシュ、デッサンスケール木炭紙用DESKEL-D )、クリップまたは画鋲(木炭紙を画板に貼るため)、はかり棒
※カッター、芯抜きは教室にもあります。
※昼食はアトリエでの利用も可能です。
(5) デッサン ・2 (精度を上げよう)
石膏デッサン経験者のためのステップアップ講座です。「形が上手にとれない」「似ていない」「構図を失敗してしまう」などよくある問題を解消するテクニックを学びます。
デッサン1(まずは描いていよう)を受講された方、是非ご参加下さい。デッサンの精度を上げるための道具の使い方を、実演を交えて紹介します。皆様のご参加を心からお待ちしております。
① 月 日 :平成29年8月18日(金)
②~⑧はデッサン1 と同じ内容です。
春期特別講座 「スケッチ&ウォーク 県立相模原公園」実施結果です
5月9日(火)、県立相模原公園で、スケッチ&ウオークが実施されました。講師は、専科人物担当の舟木先生です。
当日は、曇りながら気温24度で暑すぎず、風もなく、最高のスケッチ日和。
四季を通じて花が楽しめる相模原公園。広々とした芝生広場、メタセコイア並木に囲まれたフランス風庭園、花菖蒲園、温室グリーンハウス、雑木林など描きたくなる場所は多いのですが、今回は、①フランス式庭園 ②公園管理事務所近辺 ③せせらぎの園の三ヶ所でスケッチ。舟木先生のていねいなご指導は、皆さんに好評でした。
春期特別講座 「コラージュ技法」実施結果です
6月4日(日)、荒井美智代先生の春期特別講座「コラージュ技法」が実施されました。
当日は、アトリエの壁や白板に色彩資料、先生ご自身や海外作家のコラージュ作品の数々が貼られ、テーブルにはバラエティに富んだ紙類。「まずは見て楽しみ感じる会場」です。
参加者は自分の描いた絵を2~3枚持参。
いつも色彩が淡くなってしまう、この絵にあと一歩手を加えたい、背景をどうしてよいかわからない等々の悩みに、まずは紙を選んで合わせてみる ―― 大胆な色、自分ではつくれない色、関連性のある色 ―― 迷いながら、でも、紙なので自由自在。
合わせた紙によって絵がはっきりし色彩が豊かになり、次は切り方を変えてみる等々、先生のアドバイスを受けながら、皆さん、時間の限り試行錯誤されていました。持参したどの絵も大きく変わり、素敵なコラージュ作品となりました。
春期特別講座「近郊スケッチ 北鎌倉浄智寺」実施結果です
6月5日(月)、春の「近郊スケッチ」を北鎌倉の浄智寺で10時~16時迄実施しました。
浄智寺はスケッチポイントが寺園の内外にコンパクトに点在し、風景画を描く絶好な場所。
惣門(高麗門)を見上げる石畳の階段のアプローチは他に類を見ない絶景、階段上の中国式鐘楼門はどこからも絵になる門です。
また,寺園内の茅葺屋根の書院と、石灯篭と色とりどりの花々の庭園も素晴らしい風景です。
当日は好天に恵まれ、結城智子先生の一人一人に懇切丁寧な指導と講評で、参加者皆、大満足なスケッチ会でした。
階段のアプローチ↓ 中国式鐘楼門↓
結城智子先生の講評↓
冬期特別講座「作品研究会」実施結果です
平成26年度友の会の絵画教室が2月に無事終了。3月27日(日)に、特別講座作品研究会が実施されました。例年同様に、日頃描いているものから公募展に出品する作品まで、サイズはF6からF80にわたり油彩・水彩・パステル・アクリル・木炭デッサンのジャンルの作品が持ち込まれました。
参加者は講師の広田 稔先生の巧みな講評に熱心にメモを取りながら聞き入っていました。
最後に設けられた質問コーナーでは、構図の取り方や遠近感、陰影、白と黒の使い方について等々、様々な質問が上がりました。広田先生からは、目線の位置や、消点V(Vanishing Point)の留意、稜線を挟む光と陰の色の違い等の基本的なことの大切さのお話があり、質問者も納得した様子で閉会しました。
本研究会は毎年好評を博しており、この講評を元にして作品を手直しする方も多くいるようです。
実施日:平成29年3月27日(月)
場 所:横浜美術友の会6階アトリエ
講 師:広田 稔先生(白日会)
春期特別講座バススケッチ「焼物の町・常滑(とこなめ)を描く」中止のお知らせ
春期特別講座 バススケッチ 「焼物の町・常滑(とこなめ)を描く」は、最少催行人数 に達しないため中止 いたします。すでにお申込をいただいた方につきましては、早急に連絡の上返金等の手続きをいたしますので、ご了承下さいますようお願いいたします。
春期特別講座のご案内
春期特別講座を、下記要領で開催します。※PDF版はこちらから→ 申込み受付は、4月23日(日)10:00~ 港陽ビル6Fアトリエで行います。
1 .スケッチ&ウォーク
5月9日(火) 雨天の予備日6月6日(火) 神奈川県立相模原公園 10:00~3:00 舟木 誠一郎先生
※相模原市観光協会HPより転載
2 .バススケッチ ※最少催行人数 に達しないため中止
5月24日(水)~25日(木〕 1泊2日 愛知県常滑市 「常滑やきもの散歩道」ほか 横浜駅西口天理ビル前 7時集合厳守 和田 直樹先生
3. 春の近郊スケッチ (満員御礼)
6月5日(月) 雨天の予備日6月19日(月) 浄智寺(北鎌倉) 10:00~3:00 結城 智子先生
4 .コラージュ技法
6月4日(日) 友の会アトリエ 午前クラス 10:00~12:30 午後クラス13:30~16:00 荒井 美智代先生
※講師作品
冬期特別講座「遠近法(透視図法)」実施結果です
3月17日(木)、冬期特別講座「遠近法(透視図法)」が午前、午後と2回実施されました。講師は、アトリエ21でご活躍中の上田耕三先生です。
絵画空間にルールを与え、形の裏側までつじつまを合わせる図法、それが透視図法です。一見写真のように正確に描く方法だと思われがちです。2次元の表現は実は眼に映る形とは違っているのです。
講義は、ワークシートの指示にしたがって、A3コピー用紙に赤青鉛筆、黒鉛筆で2時間半かけて順番に描くことにより、2点遠近法による作画を実体験するものでした。
理詰めの講義でしたが、高校美術教師の経験もお持ちの上田先生。一人ひとりにとても丁寧な指導があり、一人の落ちこぼれなく、充実した講座となりました。
最後の質疑応答では、実際のスケッチ、作品制作上の注意点など実践的なアドバイスもあって、とても勉強になる講座でした。
秋期特別講座「油彩技法」実施結果です
平成28年11月1日~29年2月14日、全6回で秋期特別講座「油彩技法」が行われました。
講座は、先ず1.キャンパスの下地作り(シルバーホワイトを使って油抜き、練り直しでの地塗り)
2.静物モチーフ4種から各自が選んで油絵具のデッサン
3.透明色と不透明色の使い分け、混色、濃淡
4.盛り上げ、厚塗り、速乾メディウムの使い方
5.描き込み、塗り重ね、グレージングでの着彩
6.漉溶き油について、筆洗の方法、絵具で固まった筆とナイフの戻し方とパレットの清掃方法
等の内容をじっくりと。いつもの教室ではチャレンジが難しいF20~F30号の大きなキャンバスサイズで、全6回の講座を通してじっくりと静物画を完成させることが出来ました。
初心者は油彩の基礎を学び、ベテランは更にワンランクアップを狙う技法講座でしたが、油彩の技法だけでなく、以外と知っているようで知らない、溶き油の種類とその使い分け、筆、パレット等用具の手入れ方法も丁寧に説明が。
大変熱心な山崎先生の指導と実演で、油彩技法を学べる年1回の貴重な特別講座。受講生の皆さんからは是非、来年も開講をとの声が多く出る中終了しました。