冬の特別講座 「パステル・透明水彩で描く静物」実施結果です


2月16日(日)、日展で2度目の特別賞を受賞された吉成先生の特別講座。
今回も抽選となる人気講座となりました。前回はパステルで人物を描きましたが、今回は華やかなシンビジューム(6鉢)をモチーフとして準備しました。
ところが、その中の1鉢が花の盛りを過ぎ寂しかったため、1コーナーだけ急遽吉成先生アレンジによるバラ(造花)を花瓶に活けていただきました。シンビジュームはどれも1メートル超えの立派なもの。5鉢とも色鮮やかな品種で、スタンダードの赤紫から、新種の黄色、クリーム色などもあって、創作意欲を掻き立てるものでした。それぞれ気に入った花の席に分かれ講座開始。先生も精力的にクラス内を回って指導に当たられていました。
1日講座とあって、皆さんゆったりとした気分で絵を楽しんいたのが印象的でした。持参したお弁当を窓辺でお友達といただきながら寛いだ後、午後の講座へ突入。透明水彩の上に印象的な箇所をバステルで強調する方。じっくりとパステルを重ね、魅力的な色彩の調和を楽しむ人もおられ、作品が出来上がっていきました。講座終了後には、作品をサークル状に並べて総合講評を行っていただきました。仕上がった作品にパステル固定のフキサチーフを掛けて帰り支度。受講生から「3回目の講座を」の声も上がったことをご報告します。