H28年度秋期特別講座
秋期特別講座一覧
H28年度秋期特別講座として次の5講座を開講します。
イベント | 内容 | 開催時期 | 講師 |
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1.スケッチ&ウォーク | 小石川植物園を描く | 10/12(水)・予備日10/26(水) | 三ッ山三郎 |
2.美術散歩 | 丸沼芸術の森・クサカベ絵具工場(往復バス) | 10/19(水)・雨天決行 | 山本靖久(協力) |
3.バススケッチ | 秋の真鶴港を描く (日帰り) | 10/31(月)・雨天決行 | 上田 耕造 |
4.油彩技法 | 初心者の方もベテランの方も油彩の基礎を学びつつ更にワンランクアップを狙う技法講座です | 11/1、12/13、12/27、1/17、1/31、2/14 (各火曜日、全6回) | 山﨑 弘 |
5.近郊スケッチ | 晩秋の東京都庭園美術館を描く | 11/16(水)・予備日11/30(水) | 広田 稔 |
1.スケッチ&ウォーク
終日好天に恵まれた10月12日、秋の「スケッチ&ウォーク」を東京の小石川植物園で実施しました。
小石川植物園は江戸時代の薬草園からの歴史を持つ植物園で、数多くの木々、植物は無論ですが、歴史を感じさせる建物や日本庭園もあり、スケッチにはもってこいの場所です。
講師、三ッ山三郎先生の指導の下、午前10時から午後3時まで10分程度のウォーキングをはさみ、西洋庭園、自然林、旧東京医学校・日本庭園の計三箇所で、一時間程度のスケッチと簡単な着色までを行いました。短い時間での構図決め、デッサン、着色まで集中度100%。皆さん充実の一日でした。
[概要]
- 開催日:平成28年10月12日(水)
雨天の場合、予備日の10月26日(水)に実施します。
予備日も雨天の場合は中止とします。
★雨天:当日午前6時の電話天気予報03-177番で、東京地方の午前中降水確率40%以上の場合 - 場所:小石川植物園
- 集合:正門入口 10時 (入園券は各自購入)
- 内容:スケッチ&ウォーク(10:00~15:00)
園内をウォーキングしながら3~4ケ所でスケッチし(各45分程)、先生から作画指導を受けます。総合講評は行いません。簡単なスケッチ道具をご持参下さい。現地にて解散します。 - 募集人員:先着35名(最少催行25名)
- 参加費:会員2,000円、一般2,400円
- 講師:三ッ山三郎先生(国画会)
- 昼食:昼食・お茶等は各自持参して下さい。
2.美術散歩
美術散歩はこの3年、武蔵野美術大学、多摩美術大学、女子美術大学を訪問し、卒業制作展を鑑賞し大学施設を見学してきましたが、今年は趣向を変えて埼玉県朝霞市の丸沼芸術の森と、絵の具メーカークサカベの絵具工場を訪ねました。
1日のスケジュールは、
(1)丸沼芸術の森(丸沼芸術の森のアトリエで制作する作家達の作品鑑賞) (2)朝霞市博物館(アンドリュー・ワイエスとベン・シャーンの作品鑑賞) (3)クサカベ絵具工場(絵具作り見学)です。
お天気に恵まれ、バスは定刻に出発、渋滞もなく丸沼芸術の森に到着。
(1)丸沼芸術の森のアトリエで日々制作されている山本靖久先生(当会絵画教室講師)が現地で私達を迎えて下さいました。山本先生の説明の後、3グループに分かれて ①展示室鑑賞、②山本先生のアトリエ見学、③カフェタイムを順番に楽しみました。 (2)朝霞市博物館では、アンドリュー・ワイエスとベン・シャーンの作品を鑑賞しました。どの作品も素晴らしく皆さん時間をかけて鑑賞されていました。鑑賞の後は昼食タイム。それぞれに持参したお弁当を食べながらおしゃべりも弾みました。
山本先生の同行は朝霞市博物館まで。皆でお礼を申し上げました。 (3)クサカベ絵具工場では、講義室でお話しを伺った後、2グループに分かれて絵具作りを見学しました。最後に質疑応答時間が設けられました。
1日に3箇所を訪ね、盛り沢山で楽しい1日となったと思います。参加者の皆さんからも「とても良かった」「楽しかった」「普段は行けない所に行けた」等々の感想を頂きました。
丸沼芸術の森・山本先生のアトリエにて ↓ 朝霞市博物館の前で集合写真 ↓
クサカベ絵具作り見学 ↓ 絵具や画用紙を見たり買ったり(クサカベ)↓
※「丸沼芸術の森」の詳細は、ホームページをご覧下さい。
http://marunuma-artpark.co.jp/
[概要]
-
- 開催日:10月19日(水) 雨天決行
- 場所:埼玉県朝霞市 ※往復バス 丸沼芸術の森→朝霞市博物館→クサカベ絵具工場
- 集合:横浜駅西口天理ビル前 午前8時30分(時間厳守) 40分出発
- 内 容
10:30~11:20 丸沼芸術の森展示室鑑賞
11:40~13:00 朝霞市博物館でアンドリュー・ワイエスとベン・シャーンの作品鑑賞
昼食(朝霞市博物館の講座室にて)
13:30~15:30クサカベ絵具工場見学
17:30 横浜駅西口天理ビル着、解散 - 募集人員:先着44名(最少催行30名)
- 参加費:会員5,000円、一般6,000円
- 協力講師:山本晴久先生 (主体美術協会)
- 昼食:昼食・お茶等は各自持参して下さい。
3.バススケッチ
寒さを強く感じるようになった10月末、しかし31日の真鶴港は暑く青空が澄みわたっていました。
スケッチは天候第一です。昼食の葵寿司も待ちどうしく、参加者は上田耕造先生から事前の水面描写を含む風景の描き方の注意点を受け、たちまちあちこちに散りました。今回は横浜から近い地点のため描写時間が長く、お椀付きの寿司昼食を港からすぐの寿司店で頂いても十分時間があります。15時30分の講評時間までには皆さんかなり描きこみ講師の講評を受けました。講師も3周くらい指導に回っていたためか成果も良く講評はスムーズに。
帰りのバスでの総合講評も行われ皆様も納得して18時頃に散会しました。
[概要]
- 開催日:10月31日(月) バス日帰り 雨天決行
- 場所:真鶴港(神奈川県 足柄下郡真鶴町真鶴)
- 集合:横浜駅西口天理ビル前
午前7時15分(時間厳守) 30分出発 - 内容:旅館「入船」周辺からヨットハーバー辺りでスケッチ
(海浜風景画の基本を教えます) - 講評:14:30~15:00
- 募集人員:先着44名(最少催行30名)
- 参加費:会員 7,000円、一般 8,400円
- 講師:上田耕造先生 (アトリエ21)
- 昼食:昼食(葵寿司)、お茶をご用意いたします。
4.油彩技法
平成28年11月1日~29年2月14日、全6回で秋期特別講座「油彩技法」が行われました。
講座は、先ず1.キャンパスの下地作り(シルバーホワイトを使って油抜き、練り直しでの地塗り)
2.静物モチーフ4種から各自が選んで油絵具のデッサン
3.透明色と不透明色の使い分け、混色、濃淡
4.盛り上げ、厚塗り、速乾メディウムの使い方
5.描き込み、塗り重ね、グレージングでの着彩
6.漉溶き油について、筆洗の方法、絵具で固まった筆とナイフの戻し方とパレットの清掃方法
等の内容をじっくりと。いつもの教室ではチャレンジが難しいF20~F30号の大きなキャンバスサイズで、全6回の講座を通してじっくりと静物画を完成させることが出来ました。
初心者は油彩の基礎を学び、ベテランは更にワンランクアップを狙う技法講座でしたが、油彩の技法だけでなく、以外と知っているようで知らない、溶き油の種類とその使い分け、筆、パレット等用具の手入れ方法も丁寧に説明が。
大変熱心な山崎先生の指導と実演で、油彩技法を学べる年1回の貴重な特別講座。受講生の皆さんからは是非、来年も開講をとの声が多く出る中終了しました。
[概要]
- 開催時間:午前(10:00~12:30)、午後(13:30~16:00)
- 講座内容:ここからご覧下さい。
- 講師:山﨑 弘先生 (主体美術協会)
- 募集人員:午前25名(最少催行 17名)午後25名(最少催行 17名)
- 参加費:会員13,000円、一般15,600円
5.近郊スケッチ
11月16日(水)、秋の「近郊スケッチ」を東京都庭園美術館で実施しました。当館は昭和8年建設された、アールデコ様式の朝香宮邸(重要文化財)と緑豊かな庭園のユニークな美術館として昭和52年に開館しました。平成26年にはホワイトキューブなギャラリー新館が併設されました。
午前10時~午後3時まで、建物や庭園などをスケッチしました。
講師、広田稔先生の丁寧な指導と参加者全員への作品講評会もあり、充実の晩秋「近郊スケッチ」でした。
[概要]
- 開催日:平成28年11月16日(水) 雨天の場合、予備日の11月30日(水)に実施します。 予備日も雨天の場合は中止とします。
★雨天:当日午前6時の電話天気予報03-177番で、 東京地方の午前中降水確率40%以上の場合
- 場所:東京都庭園美術館
- 集合:庭園入園料支払窓口前 10時 (入園券は各自購入)
- 内容
スケッチ10:00~14:30
講評:14:30~15:00 - 水彩・パステルなど。油絵は不可
- 現地にて解散します。
- 募集人員:先着35名(最少催行25名)
- 参加費:会員2,000円、一般2,400円
- 講師 :広田 稔先生(白日会)
- 昼食 :昼食・お茶等は各自持参して下さい。