H29年度特別講座(実施結果)

春期特別講座(終了)


1 .スケッチ&ウォーク

5月9日(火) 雨天の予備日6月6日(火) 神奈川県立相模原公園  10:00~3:00 舟木 誠一郎先生

2.春の近郊スケッチ 

6月5日(月) 雨天の予備日6月19日(月)  浄智寺(北鎌倉)  10:00~3:00  結城 智子先生

3.コラージュ技法

6月4日(日) 友の会アトリエ  午前クラス 10:00~12:30  午後クラス13:30~16:00  荒井 美智代先生

【実施結果】


1.「スケッチ&ウォーク」 


5月9日(火)、県立相模原公園で、スケッチ&ウオークが実施されました。講師は、専科人物担当の舟木先生です。

当日は、曇りながら気温24度で暑すぎず、風もなく、最高のスケッチ日和。

四季を通じて花が楽しめる相模原公園。広々とした芝生広場、メタセコイア並木に囲まれたフランス風庭園、花菖蒲園、温室グリーンハウス、雑木林など描きたくなる場所は多いのですが、今回は、①フランス式庭園 ②公園管理事務所近辺 ③せせらぎの園の三ヶ所でスケッチ。舟木先生のていねいなご指導は、皆さんに好評でした。

 

 

 

↑※相模原市観光協会HPより


2. 「春の近郊スケッチ」 


6月5日(月)、春の「近郊スケッチ」を北鎌倉の浄智寺で10時~16時迄実施しました。
浄智寺はスケッチポイントが寺園の内外にコンパクトに点在し、風景画を描く絶好な場所。
惣門(高麗門)を見上げる石畳の階段のアプローチは他に類を見ない絶景、階段上の中国式鐘楼門はどこからも絵になる門です。
また,寺園内の茅葺屋根の書院と、石灯篭と色とりどりの花々の庭園も素晴らしい風景です。
当日は好天に恵まれ、結城智子先生の一人一人に懇切丁寧な指導と講評で、参加者皆、大満足なスケッチ会でした。

階段のアプローチ↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中国式鐘楼門↓

 

 

 

 

 

 

 

 

結城智子先生の講評↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 


3.「コラージュ技法」 


6月4日(日)、荒井美智代先生の春期特別講座「コラージュ技法」が実施されました。
当日は、アトリエの壁や白板に色彩資料、先生ご自身や海外作家のコラージュ作品の数々が貼られ、テーブルにはバラエティに富んだ紙類。「まずは、見て、楽しみ、感じる会場」です。

 

 

 

 

 

 

 

参加者は自分の描いた絵を2~3枚持参。

いつも色彩が淡くなってしまう、この絵にあと一歩手を加えたい、背景をどうしてよいかわからない等々の悩みに、まずは紙を選んで合わせてみる ―― 大胆な色、自分ではつくれない色、関連性のある色 ―― 迷いながら、でも、紙なので自由自在。
合わせた紙によって絵がはっきりし色彩が豊かになり、次は切り方を変えてみる等々、先生のアドバイスを受けながら、皆さん、時間の限り試行錯誤されていました。持参したどの絵も大きく変わり、素敵なコラージュ作品となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講師作品↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


夏期特別講座(終了)

1.油彩技法
7月30日、8月6日、8月20日、9月3日(各日曜日 全4回)/午前・午後/一色映理子先生(武蔵野美術大学・女子美術短期大学非常勤講師)

2.顔の描写研究
7 月31日(月)/午前クラス 10:00~12:30  午後クラス13:30~16:00/中村智恵美先生(二紀会委員)

3.夏期人物画講座
8月2日、9日 、16日(各水曜日 全3回)/午前クラス 10:00~12:30  午後クラス13:30~16:00/広田稔先生(白日会常任委員)

4.デッサン・1 (まずは描いてみよう)
8月4日(金)10:00~16:00 /上田耕造先生(アトリエ21)

5.デッサン ・2 (精度を上げよう)
8月18日(金)10:00~16:00/上田耕造先生(アトリエ21)

【実施結果】


1.「油彩技法」


今期の「油彩技法」講座は、

・構図・構成の重要性 ・質感の作り方 ・柔らかい筆でのぼかし技法 ・補色でのグレーの作り方等の技法と、色と形、光と影を見つめ、ただ見える通りに写して描く事から、その先への挑戦を目標に7月30日~9月3日の間に全4回行われました。講師は、当教室初めての一色映理子先生(武蔵野美術大学・女子美術短期大学非常勤講師)です。

 

 

 

 

 

 

・第1回 下地の描き方
茶系或いは青系等の単色で下地(下書き)を描きます。構図の検討と形を正確に捉えること、明暗の表現で空間を掴みます。

・第2回 固有色での描き出し
単色で描いた下地(下書き)に固有色で描き出し。暗い部分からの着彩です。

・第3回 描き込み
質感とは光の反射を描くことです。また、鏡に映ったモチーフを描くぼかし技法を実演しました。

・第4回 描き込みと講評
描き込みの続き。時間を割り振り個人別の講評を順次行いました。

・技法の講義では画用液の種類と混合について、筆の種類、透明・透明絵具の使い分け、速乾メディウムの使い方、補色を使って色々なグレーの作り方について解説をうけました。馬の毛の筆を使ったぼかし技法の実演も行われました。

 

 

 

 

 

 

 

・描くときは足し算(上へ塗る)だけでなく引き算(ふき取る、壊す)も必要です。チャレンジして、失敗を恐れない。多くの描き方を試すことで自分のオリジナリティーが発見できます。何を感じ、何を狙い、何を表現するか、先生のアドバイスを受けながら熱心に描きました。

 

 

 

 

 

 

 

 


2.「顔の描写研究」


7月31日(月)午前(10:00~12:30)、午後(13:30~16:00)、中村智恵美先生(二紀会委員、女流画家協会委員)を講師にお迎えして、夏期特別講座「顔の描写研究」を行いました。

人物画を描くうえで「顔」は作品の印象を決める大切な要素です。この講座では顔を描くに当りどのような点に注意するか、また「美しい顔」はどう描くかを学ぶため、顔の写真を鉛筆で模写し水彩で着彩する演習を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

モデルの顔写真をもとに顔全体のプロポーションと各要素との比率について解説が行われ、目、鼻、口、耳等については、描き方のポイントとその注意点について説明を受けました。

水彩絵具での着彩では、顔と背景の関係、輪郭(きわ)の強弱と押さえ方について描き方とそのコツを教えていただきました。
先生が描かれた、自作の水彩画を手本に、着彩方法についてより具体的な説明が行われ、解りやすく理解することが出来ました。

 

 

 

 

 

 

 

顔の要素の細部を丁寧に観察し、じっくりと描写することで、難しい顔の描き方を学ぶことができたいへん有意義な講座でした。


3.「夏期人物画講座」


8月2、9、16日の3日間、広田稔先生指導の下に、夏の集中絵画教室「夏期人物画講座」が開催されました。
午前、午後の各2コース3日間で着衣の女性を描きあげるというものです。
(概要)
開催期間: 平成29年8月2日(水)、8月9日(水)、8月16(水)の3日間
開催時間: 午前(10:00~12:30)  午後(13:30~16:00)
講座内容: 人物画、着衣の女性(午前・午後コース)
指導講師: 広田 稔先生(白日会会員、当会絵画教室 レギュラー水曜講師)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広田先生が一人一人に対し熱心に、的確に、エネルギュッシュに指導されました。
おかげで、楽しく、充実した講座に皆さん大満足でした。

 


4.「デッサン 1 (まずは描いてみよう)」


実施日:平成29年8月4日(金) 10時~16時(昼食休憩1時間を含む)
講 師:上田 耕造先生(アトリエ21)
内 容:講義、上田先生による実演、実習
ブルータス、モリエール、ヘルメス、ジョルジョの4体の大型石膏像を使い、木炭による描き方を学びました。
ポイントは
・対象を観察する方法の最も大切なことは一にも二にも目を細めて観る
・対象を観察する方法の一つとして手で触る
・モチーフの隣に描きかけの絵を置いて観察する
・石膏像デッサンは人物を描く時の大きな手掛かりを提供してくれる
・材料(木炭)は沢山乗せた方がよい、良いデッサンにつながっていく
・描けないのは、腕の問題ではなくて見えていないと言うこと 等々。
参加者は先生の話に耳を傾け、先生から教わった描き方で石膏像と向き合い、終了時にはそれぞれの力作が並びました。 充実した1日講座となりました。


5.「デッサン・2(精度を上げよう)」


8月18日(金)10時~16時、上田耕三先生(アトリエ21)をお迎えして、夏期特別講座「デッサン・2(精度を上げよう)」を行いました。

8月4日の「デッサン・1(まずは描いてみよう)」の続編で、精度を上げるための手法を指導していただきました。

 

 

 

 

 

 

 

まずは、はかり棒を使って紙面に分割線を入れ、デッサンスケールでモチーフの位置決めをすることでデッサンの精度を上げる方法を学びました。

 

 

 

 

 

 

次は、デッサン・1で学んだ明暗のとらえ方やモチーフの立体を感じ取る重要性を復習しながら、石膏像デッサンの演習を行いました。

 

 

 

 

 

 

デッサンの精度を上げる有意義な講座でした。

 

 

 

 

 

 


秋期特別講座(実施中)

1.「水彩混色技法」  荒井美智代先生 10月3日(火) (午前・午後)
2.「水彩技法」    関口雅文先生 10月8日、10月22日、11月5日、19日、12月3日 (午前・午後 各日曜日、全5回)
3.「バススケッチ」  和田直樹先生  11月1日(水) 7:15~18:00 雨天決行、熱海梅園
4.「近郊スケッチ」   結城康太朗先生 11月20日(月) 10:30~15:00 雨天予備日12月4日(月)代々木公園
5.「美術散歩」    11月29日(水) 7:15~18:00 雨天決行 ホキ美術館、 DIC川村記念美術館



1.「水彩混色技法」


10月3日(火)、荒井美智代先生(東光会)を講師にお迎えして、AMクラス:10時~12時半、 PMクラス:13時半~16時の2回秋期特別講座「水彩混色技法」を開催しました。

始めに、 色相、明度、彩度、補色、混色等について色相環を使って説明がありました。

 

 

 

 

 

 

 

次に、三原色(一次色)を、パレット1(赤と青)、パレット2(赤と黄)、パレッ ト3(青と黄)に絞り出し、2色のみの混色で19色を作り出しました(二次色)。さらに、三原色から混色で作った色(二次色)を更に混色して(三次色)葉っぱや野菜の色を作り描きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さん、熱心に取り組まれて「楽しかった」「色について又お話しを聞きたい」等の声が聞かれました。


2.「水彩技法」  


秋期特別講座「水彩技法」」が開催されました。本年は関口先生(白日会会員、当会絵画教室 油彩専科土曜講師)指導による、午前、午後コース5日間で水彩基本技法とその応用についての特別講座です。

[概要]

開催期間:平成29年10月8日(日)、10月22日(日)、11月5日(日)、11月19日(日)、12月3日(日)の5日間

開催時間: 午前(10:00~12:30)  午後(13:30~16:00)

[講義内容]

1.特殊な水張りと技法紹介

2.「にじみ」と「キワ」で制作

3.特殊技法紹介

4.総合技術による制作

先生から、この技法を使って、100枚(10日間でできる)の絵を描いたら水彩の本質が理解でき、上達出来ます。水彩に対する頭の概念を変えることです。すなわち、形を外から決めることが大切、との熱いメッセージがありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実技のデモンストレーション、資料を駆使した懇切丁寧な指導で皆さん熱心に取り組みました。

 

 


3.「バススケッチ」


11月1日(水)、秋期特別講座「バススケッチ~熱海梅園の初冬の紅葉をスケッチ」を実施しました。

[概要]

・日 時:平成29年11月1日(水)
・場 所:熱海梅園
・内 容: 澤田政廣記念美術館周辺でのスケッチ、美術館見学。
・ 講 師:和田直樹先生(白日会)

熱海梅園の梅の花でなく初期の紅葉を描こうと訪れた園内は、台風21号の影響もあり木々の葉っぱはやや枯葉色もあったが概ね良好。川を挟み起伏に富んだ地形に緑が薄まりつつ黄橙に変わりゆく色彩は、微妙なアングルを醸し出していた。

 

 

 

 

 

 

 

参加者は天候に恵まれた8,000平方メートルの敷地中に散らばり、先生の指導の下に難しい色合いを写し取っていた。

 

 

 

 

 

 

 

最後の総合講評会後やスケッチの合間には、個人休憩時間を取り、園内にある熱海市施設の文化勲章受章者、熱海名誉市民の彫刻家澤田政廣記念美術館の彫刻、絵画、陶芸、版画を鑑賞。先生は全体を4周くらい廻り指導に大忙しでした。

 

 

 

 

 

 


4.「近郊スケッチ」


11月20日(月)、講師に結城康太朗先生(独立美術協会) をお迎えして、秋の近郊スケッチを東京、代々木公園で10時半から3時半まで実地しました。

参加予定者は35名でしたが、欠席者が2名あり33名での開催となりました。
当日は朝から曇り空で初冬のような肌寒い一日でありましたが、代々木公園の紅葉はちょうど見ごろを迎え、素晴らし秋の紅葉のもとでのスケッチ会となりました。

 

 

 

 

 

 

 

広い公園の中央には噴水のある大きな池が配され、その周りには色とりどりに紅葉した木々が多く取り囲み、素晴らしいスケッチポイントであったと思います。
今回ご指導いただいた結城康太朗先生は、何度も精力的に参加者のスケッチ場所を回られ、熱心なご指導をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

途中、風邪気味の方が1名早退されましたが、何のトラブルも無く予定通り午後3時半に終了、現地解散いたしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


5.「美術散歩」 


 

今秋の「美術散歩」は千葉県の二つの美術館を大型バスで巡るツアーを実施しました。人気美術館の“ハシゴ”ということもあって、アッという間に満席になり「もう1台出してよ…」の声も出るほどの人気でした。

[概要]

・日 時:平成29年11月29日(水) 大型バスで千葉の人気美術館めぐり
・場 所:①ホキ美術館(千葉市)②DIC川村美術館(佐倉市)
・参 加:会員46名 スタッフ2名 総勢48名

実施日の11月29日(水)は絶好の小春日和に。桜木町アトリエ前を出発してから、海ほたるを経由して第一の目的地千葉市の「ホキ美術館」へ。10時オープンと同時に入館し、回廊型のギャラリーでリアリズム絵画を存分に楽しみました。

この後、再びバスに乗り佐倉市の「DIC川村美術館」へ移動。紅葉真っ盛りの広大な庭園でお弁当を食べる人、スケッチブックを広げる者、ホキとコレクション傾向が違う美術館でゆっくり鑑賞する者と分かれ、思いおもいの秋のひと時を満喫していました。帰途に着く前、近隣の小さな造り酒屋に立ち寄るサプライズもあり、地酒と思い出をお土産に家路につきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冬期特別講座(予定)

1月下旬募集 2月~3月実施

・クロッキー ・作品研究会 ・色づくり・構図 ・水彩テクニック