夏期特別講座「顔の描写研究」実施結果です

7月31日(月)午前(10:00~12:30)、午後(13:30~16:00)、中村智恵美先生(二紀会委員、女流画家協会委員)を講師にお迎えして、夏期特別講座「顔の描写研究」を行いました。

人物画を描くうえで「顔」は作品の印象を決める大切な要素です。この講座では顔を描くに当りどのような点に注意するか、また「美しい顔」はどう描くかを学ぶため、顔の写真を鉛筆で模写し水彩で着彩する演習を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

モデルの顔写真をもとに顔全体のプロポーションと各要素との比率について解説が行われ、目、鼻、口、耳等については、描き方のポイントとその注意点について説明を受けました。

水彩絵具での着彩では、顔と背景の関係、輪郭(きわ)の強弱と押さえ方について描き方とそのコツを教えていただきました。
先生が描かれた、自作の水彩画を手本に、着彩方法についてより具体的な説明が行われ、解りやすく理解することが出来ました。

 

 

 

 

 

 

 

顔の要素の細部を丁寧に観察し、じっくりと描写することで、難しい顔の描き方を学ぶことができたいへん有意義な講座でした。