春の特別講座 初夏の近郊スケッチ「アメリカ山公園」実施結果です

6月29日(日)、講師に小野 月世先生(日本水彩画会)をお迎えして、特別講座 初夏の近郊スケッチ「アメリカ山公園」を行いました。
10:00にアメリカ山公園屋上に集合、全体説明。 各自、公園の状況、描きたいもの等をイメージ。
10:15から、中華街近くの貸し会議室(40名収容)に移動し、小野先生によるデモ(写真1)を1時間実施。

ここで選択をしてもらい、スケッチする方に名札を渡し先生の指導は行うこと、帰宅をされる方は解散も可、とした。(参加者29名、スケッチ継続17名、デモ後帰宅12名)

その後、11:30アメリカ山公園に移動し、スケッチ開始。先生に回ってもらい指導を行う。
14:00に講評は行わないで終了しました。

☆先生のご説明
① スケッチの構図の注意・・・目線の位置をどうとるか注意。目線位置を高く取り見下げると空は入らない。(写真1の白版の左写真を手本に)


写真1

② テーマとなる明るい部分(花や芝生)の色味を先に位置取りする(写真2)。


写真2

③ 今日のような猛暑や夕立などの早退の危険性がある場合は、着彩は後にしてまずは陰影をおさえる(写真3)。

写真3

④ 陰影は刻刻変化するため、最初に描き構図を決定し、その後の変化は気にしない。
⑤ 着彩はその後(または持ち帰っても写真など見て)、陰影の上から行うことができる(写真4)。


写真4

⑥ アメリカ山公園では、炎天下にもかかわらず皆さん木陰を利用してスケッチ。
先生は個別指導を2周して熱心に見て回られた(写真5,6)。

 

写真5、6