春の特別講座 サービス講座「キャンバス張り講座」実施結果です

 

 
6月22日(日)実施の初のサービス講座「キャンバス張り講座」は、チャレンジ精神旺盛の方々の参加で好評のうち終了。ふだん静かなアトリエも、この日は小気味良いトンカチの音が響く活気のある講座となりました。

木枠は提供された古キャンバスを使用。会員の受講料も無料とあって応募も多く、ほぼ満席状態での実施となりました。参加者は材料費(画布代)のみで、30号でも3,000円ほどで手に入るため、大変お得な講座でした。15号を中心に12号、20号、30号の4サイズ20枚が用意され、希望が多かったサイズは、事前抽選で割り振られました。

講師はハヤカワ画材店の三井克之代表にご協力いただき、「キャンバス張りの基本」から「張り機道具、木枠、画布の良し悪し」など解説。この後、デモンストレーションとなりました。積極的な質問する人やメモを取る人もいて、「皆さん真剣で緊張しました」と三井さん。

この後、それぞれの席に戻りマイキャンバスの挑戦に。はじめは、ぎこちなく始まった釘打ちも次第に「トン、トン、トン」と軽い音に変わり、苦戦する参加者には、見学に来ていた運営委員が飛び入りサポートするなど、良い雰囲気での企画になりました。

張り上がったキャンバスは、まるで太鼓のように響き渡り、満足そうな顔が並びました。
「一度はやってみたかった。大変満足です」「こんなに綺麗に張れるなんて驚き」などアンケートには喜びの言葉が多く寄せられました。次回のサービス講座は水彩画の皆さんに「水張り講座」を考えています。乞うご期待。