冬期特別講座「遠近法(透視図法)」実施結果です

3月17日(木)、冬期特別講座「遠近法(透視図法)」が午前、午後と2回実施されました。講師は、アトリエ21でご活躍中の上田耕三先生です。

 

 

 

 

 

 

 

絵画空間にルールを与え、形の裏側までつじつまを合わせる図法、それが透視図法です。一見写真のように正確に描く方法だと思われがちです。2次元の表現は実は眼に映る形とは違っているのです。
講義は、ワークシートの指示にしたがって、A3コピー用紙に赤青鉛筆、黒鉛筆で2時間半かけて順番に描くことにより、2点遠近法による作画を実体験するものでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

理詰めの講義でしたが、高校美術教師の経験もお持ちの上田先生。一人ひとりにとても丁寧な指導があり、一人の落ちこぼれなく、充実した講座となりました。

 

 

 

 

 

 

 

最後の質疑応答では、実際のスケッチ、作品制作上の注意点など実践的なアドバイスもあって、とても勉強になる講座でした。