H30年度春期特別講座
春期特別講座(全5講座) 2018年4月25日~6月8日
※詳細は、会報(2018年度 春号)をご覧下さい。
【概要】
1.「スケッチ&ウォーク 県立四季の森公園と里山ガーデン」 / 一色映理子先生 / 4月25日(水) 一日コース※中止
※雨天予備日はありません。
2.「コラージュ」 / 荒井美智代先生 / 5月13日(日) 午前の部、午後の部
3.「近郊スケッチ」 / 結城智子先生 / 5月25日(金)、雨天予備日 6月1日(金) 一日コース
4.「バススケッチ」 / 山本靖久先生 / 6月7日(木)~8(金),雨天決行
5.「顔を描く」 / 和田直樹先生 / 6月6日(水) 午前の部、午後の部
【実施結果】
1.「スケッチ&ウォーク 県立四季の森公園と里山ガーデン」 中止
2.「コラージュ」 / 荒井美智代先生 / 5月13日(日) 午前の部、午後の部
5月13日(日)、荒井 美智代先生(東光会)を講師にお招きして、春期特別講座「コラージュ」を実施しました。今回は、13時半~16時午後クラスのみの実施です。
まず、最初に、タブレットの写真を壁に写して、色彩とコラージュについての説明がありました。参加者は、各自持参した絵の背景を中心に、各種紙を切ったりちぎったりして、色や大きさ、形などのバランスを考えながら配置を。
皆さんのどの絵もインパクトが出たり複雑な味わいが出たりで、コラージュ効果を実感。最後に、「コラージュで学んだ色彩を普通の絵にも生かしてくれたら嬉しい」と荒井先生より締めくくりのご挨拶。参加者の拍手をもって終了となりました。
3.「近郊スケッチ」 / 結城智子先生 / 5月25日(金)、雨天予備日 6月1日(金) 一日コース
5月25日(金)、春の「近郊スケッチ」を東京都立日比谷公園で実施。
当公園は日本初の[様式近代公園]で、皇居や丸の内の近くに位置し、ビジネス街のオアシスとよばれています。
当日は、主に公園内の心字池、雲形池、松本楼、洋館建物の茶楼周辺で風景画を描きました。
また、新緑、大花壇の花の美しさ、背景の新しい高層ビル群に恵まれた場所でした。
午前10時~午2時半までスケッチをし、3時半まで講評会を行いましたが、講師、結城智子先生の丁寧、適切な指導と参加者全員への作品講評で充実の「近郊スケッチ」を実施出来ました。
4.「バススケッチ」 / 山本靖久先生 / 6月7日(木)~8(金)
心配された雨は直前に上がり「北信濃バススケッチ会」は天候に恵まれた。桜木町アトリエ前から定刻スタート。大型バスの中では、心は既に長野に飛んだ。
一日目の目的地「姨捨棚田」には昼過ぎ到着。雲一つない快晴の棚田の気温はグンと上がり、熱中症を心配するほどの好天に。水が張られたばかりの棚田は、早苗が生き生きと並ぶ。山本靖久先生から作画上の注意があり、思い想いのスケッチポイントへ散った。日陰を探し農具置場の小屋の軒先や、樹陰を求めて絵筆を揮った。初日の講評会は、芭蕉の句にある「長楽寺」の大広間をお借りして実施したが、どれも力作ぞろい。
夕刻、美白の湯「荻原館」で汗を流し、大広間での小宴へ。地産地消の会席料理に舌鼓を打った。
二日目も素晴らしい天気に。早朝散歩で千曲川に行き、朝飯前スケッチをする人もいたほどだった。この日の写生地は、宿前に聳える戦国城址の「荒砥城」へ。荻原館の好意でマイクロバスに分乗、インデアン砦のような城跡でお昼過ぎまでスケッチを楽しんだ。長野の楽しみはやはりお蕎麦。お昼は、戸倉上山田温泉の有名店「萱」を貸切にし、天ぷら蕎麦に舌鼓を打った。この後、あんず物産館でお土産を買い一路横浜へ。帰路のバス車中では、「稲荷山蔵の会」の理事長手製の出来立てアンズお焼きを楽しみ、ほぼ予定時刻に桜木町に到着した。二日間、眼と舌と心で長野を堪能した旅でした。
[実 施 日] 平成30年6月7日(木)、8日(金)
[描く場所] 長野県千曲市 初日:姨捨棚田 2日目:荒砥城
[指導講師] 山本靖久先生(主体美術協会所属・武蔵美術大学教授)
[参加人員] 総勢40名(参加者37、講師1、友の会スタッフ2)
[宿泊旅館] 戸倉上山田温泉旅館「美白の湯・荻原館」創業明治36年・9つの源泉を持つ天然掛け流し温泉、地産地消の会席料理宿(長野県千曲市上山田温泉1‐31‐3 026-275-1018)
[行程概要] 7日(木)桜木町7:15出発→(高速道路)→戸倉上山田温泉12:00到着
温泉旅館「荻原館」には17:30到着 小宴18:30
8日(金) 宿8:30出発→荒砥城9:00到着→同13:00出発→昼食会場へ
→あんずの里物産館→(高速道路)→桜木町港陽ビル前19:45到着
蕎麦の名店「萱」で昼食後、あんず物産館に立ち寄り。
5.「顔を描く」 / 和田直樹先生 / 6月6日(水) 午前の部、午後の部
6月6日(水)、和田直樹先生を講師にお迎えし、春期特別講座「顔を描く」を実施しました。
当日は、まず顔写真のコピー(カラー)A4、2種と同顔写真、解説書き込み用コピー(モノクロ)2種のセットを受講生に配布。始めに40分ほど 顔の描き方の指導と注意点の説明、その後約110分間受講生がそれぞれ用意した画材で写真コピーの模写を行いました。
今回の講座では顔を描くに当たって必要不可欠な目、鼻、口、耳等の顔の各要素について基本構造とその位置関係の解説、その後に頬骨を含めた稜線を押さえた描き方とその注意点について、是非覚えておくべき描画のポイントについて説明を受けました。
実習では、2種の写真から選んだ顔を受講生の希望する画材で描きました。顔の細部を丁寧に描くことで、顔の描き方を学ぶことができた講座でした。
短い時間の中で初心者からベテランまで、実演を交えた解り易い解説と指導で、受講生の皆さんには好評の講座になりました。
[実施概要]
1.催行日 平成30年6月6日(水)午前10:00~12:30、午後13:30~16:00
2.参加者 午前29/30名、 午後29/30名
3.参加費 友の会会員 2,000円、非会員 2,400円
4.指導講師 和田直樹先生(白日会)
5.担当者 堀場、紺野