冬期特別講座「作品研究会」実施結果です

今回の作品研究会は日頃描いている作品や公募展に出品する作品など、油彩・水彩・パステル・アクリル・ミックストメディア等のF10からF80までの作品が持ち込まれました。

参加者は比較的キャリアのある方から最近始めたという方まで幅広く、講師の広田 稔先生から絵画の基礎的な考え方の話や、巧みな作品講評に熱心にメモを取りながら聞き入っていました。

広田講師からは、風景画で最初に必要な観点として目線や太陽の位置確認、消点V(Vanishing Point)、また人物では顔の稜線を挟む光と陰の色の違いや、人物と背景との奥行き感等の基本的なことの大切さのお話があり、充実した時間を過ごしつつ閉会しました。

本研究会は毎年好評を博しており、この講評を基にして作品を手直しする方も多くいるようです。

「作品研究会」 / 広田稔先生 / 3月4日(日) 午前の部、午後の部