H29年度夏期特別講座

夏期特別講座

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7月16日(日)~募集 7月~11月実施

 


1.油彩技法
  7月30日、8月6日、8月20日、9月3日(各日曜日 全4回)/午前・午後/一色映理子先生(武蔵野美術大学・女子美術短期大学非常勤講師)

2.顔の描写研究
  7 月31日(月)/午前クラス 10:00~12:30  午後クラス13:30~16:00/中村智恵美先生(二紀会委員)

3.夏期人物画講座
  8月2日、9日 、16日(各水曜日 全3回)/午前クラス 10:00~12:30  午後クラス13:30~16:00/広田稔先生(白日会常任委員)

4.デッサン・1 (まずは描いてみよう)
  月4日(金)10:00~16:00 /上田耕造先生(アトリエ21)

5.デッサン ・2 (精度を上げよう)
  8月18日(金)10:00~16:00/上田耕造先生(アトリエ21)

【実施結果】


1.「油彩技法」


今期の「油彩技法」講座は、

・構図・構成の重要性 ・質感の作り方 ・柔らかい筆でのぼかし技法 ・補色でのグレーの作り方等の技法と、色と形、光と影を見つめ、ただ見える通りに写して描く事から、その先への挑戦を目標に7月30日~9月3日の間に全4回行われました。講師は、当教室初めての一色映理子先生(武蔵野美術大学・女子美術短期大学非常勤講師)です。

 

 

 

 

 

 

・第1回 下地の描き方
茶系或いは青系等の単色で下地(下書き)を描きます。構図の検討と形を正確に捉えること、明暗の表現で空間を掴みます。

・第2回 固有色での描き出し
単色で描いた下地(下書き)に固有色で描き出し。暗い部分からの着彩です。

・第3回 描き込み
質感とは光の反射を描くことです。また、鏡に映ったモチーフを描くぼかし技法を実演しました。

・第4回 描き込みと講評
描き込みの続き。時間を割り振り個人別の講評を順次行いました。

・技法の講義では画用液の種類と混合について、筆の種類、透明・透明絵具の使い分け、速乾メディウムの使い方、補色を使って色々なグレーの作り方について解説をうけました。馬の毛の筆を使ったぼかし技法の実演も行われました。

 

 

 

 

 

 

 

・描くときは足し算(上へ塗る)だけでなく引き算(ふき取る、壊す)も必要です。チャレンジして、失敗を恐れない。多くの描き方を試すことで自分のオリジナリティーが発見できます。何を感じ、何を狙い、何を表現するか、先生のアドバイスを受けながら熱心に描きました。

 

 

 

 

 

 

 

 


2.「顔の描写研究」


7月31日(月)午前(10:00~12:30)、午後(13:30~16:00)、中村智恵美先生(二紀会委員、女流画家協会委員)を講師にお迎えして、夏期特別講座「顔の描写研究」を行いました。

人物画を描くうえで「顔」は作品の印象を決める大切な要素です。この講座では顔を描くに当りどのような点に注意するか、また「美しい顔」はどう描くかを学ぶため、顔の写真を鉛筆で模写し水彩で着彩する演習を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

モデルの顔写真をもとに顔全体のプロポーションと各要素との比率について解説が行われ、目、鼻、口、耳等については、描き方のポイントとその注意点について説明を受けました。

水彩絵具での着彩では、顔と背景の関係、輪郭(きわ)の強弱と押さえ方について描き方とそのコツを教えていただきました。
先生が描かれた、自作の水彩画を手本に、着彩方法についてより具体的な説明が行われ、解りやすく理解することが出来ました。

 

 

 

 

 

 

 

顔の要素の細部を丁寧に観察し、じっくりと描写することで、難しい顔の描き方を学ぶことができたいへん有意義な講座でした。


3.「夏期人物画講座」


8月2、9、16日の3日間、広田稔先生指導の下に、夏の集中絵画教室「夏期人物画講座」が開催されました。
午前、午後の各2コース3日間で着衣の女性を描きあげるというものです。
(概要)
開催期間: 平成29年8月2日(水)、8月9日(水)、8月16(水)の3日間
開催時間: 午前(10:00~12:30)  午後(13:30~16:00)
講座内容: 人物画、着衣の女性(午前・午後コース)
指導講師: 広田 稔先生(白日会会員、当会絵画教室 レギュラー水曜講師)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広田先生が一人一人に対し熱心に、的確に、エネルギュッシュに指導されました。
おかげで、楽しく、充実した講座に皆さん大満足でした。

 


4.「デッサン 1 (まずは描いてみよう)」


実施日:平成29年8月4日(金) 10時~16時(昼食休憩1時間を含む)
講 師:上田 耕造先生(アトリエ21)
内 容:講義、上田先生による実演、実習
ブルータス、モリエール、ヘルメス、ジョルジョの4体の大型石膏像を使い、木炭による描き方を学びました。
ポイントは
・対象を観察する方法の最も大切なことは一にも二にも目を細めて観る
・対象を観察する方法の一つとして手で触る
・モチーフの隣に描きかけの絵を置いて観察する
・石膏像デッサンは人物を描く時の大きな手掛かりを提供してくれる
・材料(木炭)は沢山乗せた方がよい、良いデッサンにつながっていく
・描けないのは、腕の問題ではなくて見えていないと言うこと 等々。
参加者は先生の話に耳を傾け、先生から教わった描き方で石膏像と向き合い、終了時にはそれぞれの力作が並びました。 充実した1日講座となりました。


5.「デッサン・2(精度を上げよう)」


8月18日(金)10時~16時、上田耕三先生(アトリエ21)をお迎えして、夏期特別講座「デッサン・2(精度を上げよう)」を行いました。

8月4日の「デッサン・1(まずは描いてみよう)」の続編で、精度を上げるための手法を指導していただきました。

 

 

 

 

 

 

 

まずは、はかり棒を使って紙面に分割線を入れ、デッサンスケールでモチーフの位置決めをすることでデッサンの精度を上げる方法を学びました。

 

 

 

 

 

 

次は、デッサン・1で学んだ明暗のとらえ方やモチーフの立体を感じ取る重要性を復習しながら、石膏像デッサンの演習を行いました。

 

 

 

 

 

 

デッサンの精度を上げる有意義な講座でした。